読書ノート④「韓国N世代白書」 | ひろどんの歌声日詩♪
韓国N世代白書/金 相美

¥1,575
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(^O^)/

私情最高に面白い文化論でした!

NHKハングル講座に出演されていた「キム・サンミ」さんが、

ご自身の家族や友人たちと過ごした想い出を通しながら、

キムさん日く『近くて近い国・韓国』の歴史や文化、

韓国人の中にもある若者と高齢者の世代間の差を

紹介すると共に、これまで留学された米国や日本が韓国と違う点や、

韓国人・日本人の長所・短所、それぞれへの注文を

豊富な国際経験を基にしたフェアな視点から言及。



文化論系の本は、読みやすそうで読み難いというのか、

とっつき難く堅苦しいものが多いのに

この本は、主に身近で親しみ易い話題に絞り込んで取り上げており、

書き方もエッセイ風で、とても平易にスラスラと読めました。


また、語学講座の講師だけあって、

語学の上達法までも記されているので、

出来ることならば、日韓両国の高校生全員に読んで欲しい一冊です。

(*゚ー゚)ゞ




$ひろどんの歌声日詩♪

事の発端は、「ジョンフン大好き」よこ姐さん・ikuさん・ぴろっちさんの部活に

顔を出した時のこと。


ジョンフンが以前所属していた『UN(「United N-Generation」の略)』なる

ユニットの話題になり、ユニット名に使われている

「『N』ってなんなの?」と、

素朴な疑問を抱いたことからでした。



そして早速ググってみたところ、よく分かった様な、分からない様な

解説記事しか検索結果に上がらなかった中にあって

思わず目に止まったのがこの本でした。

中古本の値段がとても安価だった事もあり、ハズレ覚悟で即購入。

大いに期待を裏切られた一冊でした!

+(・∀・)+イイヨイイヨー



そして分かったのが、韓国でも日本の「団塊の世代」やら「ゆとり世代」と同じ様に、

年代ごとに『○○世代』と呼称する習慣があり。

近年、韓国は国策としてインターネットの発達や普及に力を入れていることから

ネットに熱中する人を、

「Netizen(ネチズン:Network Citizenの略「ネット市民」)」と呼び

主に若者が多い事から、

その世代を『N世代』と総称するとのこと。


それを英訳したのが「 N-Generation」で、

だから『N』なんだ、と実感しますた。


( ´艸`)<ドンフンの「D」や、ひろどんの「H」じゃダメなんだぬw



そして、作者のキム・サンミさんが、同世代の韓国人の若者(「N世代」)と

日本人の若者を対比し、似ている点や全く同じ点、

反対に全く違う点など、様々な体験を例に挙げながら紹介し、

まとめたのがこの本です。


ツボだったのは、韓国人に一度聞きたいと思っていた

「『儒教の精神』で年長者を敬うココロ(姿勢?振舞い?)は、

なにげに面倒じゃないのか?」と、疑問に思っていたのですが、

この件にも言及されておりました。

しかも、「今の韓国の若者はそれを嫌がっている」とのこと・・・。あせる

(ノ∀`) アチャー



他にも「韓国人は占い好き。帰国した際に、日本のペット占いの本を持参し

韓国人の友達たちを占ったら、めっちゃ好評だった」音譜

という様な、日常生活にまつわるエピソードが多数紹介されており、

韓国人がとても身近に感じ、「韓国人とは、良い友達になれそうだ!」と

しみじみ実感しますた!

ヽ(s・∀・)ノワッチョ~イ♪




また、キムさんが学生時代に友人と、

なけなしの旅費をはたいて欧州旅行に出かけた時のこと。

「キムチ無しには生きられない韓国人」だけに、

友人のお母さんが、いろんな種類のキムチを作り、

瓶詰めにして持たせてくれたのに・・・。

宿で相部屋だった欧州人に「変な臭いがする!臭い!」と大騒ぎされてしまい

泣く泣く、真心こもるキムチの瓶詰を捨てた話には、

ウルッときました。

(´ω`。)グスン



(さすがに、海外旅行で持ち歩く事は無いけどw)

「納豆なしには生きられない茨城人」のワテが、

同じ目に遭ったら、と考えたら居たたまれなくなりました。

(T^T)




また、テレビで報道される、歴史問題や竹島問題についての

韓国国民の反応というのか、日本人のワテから見たら度が過ぎた感のある

反日感情や反日運動に対して、嫌韓感情を持ってしまう時も

稀にありますが・・・。

それについても、キムさんは韓国人の立場からしっかりと、

「なんで韓国人は怒っているのか?」

「これから、両国民はどうすべきか!」などについても

目からウロコの解説が書かれており、

これまで読んだ、韓国や韓国人について書かれた本の中で、

一番勉強になりました。

( ^ω^)<独島は、毒島だぬw あんなのは北が誤射して爆破しる!



$ひろどんの歌声日詩♪


ところで、日韓や日中が歴史問題で衝突しあうニュースを見る度に

「日本は歴史を教え無さ過ぎ! 中韓は変な事まで教え過ぎ!」と、

思っていますた・・・。本


それもあって、この本の中でキムさんが何度も述べている

『日本人は物を言わなさ過ぎ。反対に、韓国人は言い過ぎる』

という箇所に、とても共感を覚えました。



他にも、

『日本人は、人と仲良くする為に、言いたい事を言わずに衝突を避ける。

反対に韓国人は、衝突するほど仲良くなり、衝突しないと仲良くなれない』


という箇所を読み、思い出した事がありました。


以前、勤めていた仕事で、在日韓国人のオバちゃん×50名と口論になった事が

ありまして・・・。あせる

(´゚ω゚):;*.':;ブッ



それを機に、とても可愛がってもらえるようになったのは、

こういう事だったんだなぁと、あれからもう15年が過ぎ、

住まいも仕事も変わり、きっとあの方たちには二度と会う事も

無いであろう、今になって合点しますた。

( ;∀;)



「相手を気遣って何も言わない。」「遠回しに物を言う」という

『日本流のコミュニケーション術』をベースにしていたら、

韓国人とは、うわべだけの相互理解しか生まれず

かえって、「真に相手を理解していない事になる」

「相手を知った振りして、韓国人と接している」

と、気付かされました。

(^^ゞ




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$ひろどんの歌声日詩♪


ところで個人的な韓国感ですが・・・

韓国は、日本人に馴染み深い「金大中」が大統領になった

2000年頃から交流が盛んになり、大衆レベルの文化や流行などの情報が

一気に日本へ入ってきた様に思います。


それまで、日本のテレビから流れる韓国の話題と言えば、

ほとんどが重苦しいニュースばかり・・・。汗


とくに、88年「ソウル五輪」以前に関しては、

学生運動やら、クーデターやら、軍事政権やらの

怖い話題でしか韓国ネタが取り上げられる機会がなかったような・・。

かたや、「三国志」に親しんだり(マンガ版ですがw)、

パンダジャイアント・パンダ」等の影響もあって、

中国文化の方が、日本では好印象だった記憶があります・・・。


それもあって、韓国を『暗くて怖い国』と思い込み、敬遠しておりました。あせる

(/ω\) さーせん。。。




$ひろどんの歌声日詩♪


その後、98年に友人たちと韓国へ旅行に行って、

言葉・文字以外は、ほとんど日本と差が無い生活様式を体感し、

そのうえ、旅行中、友人達とは別行動をとった時に訪れた

韓国北部の地方都市で、迷子になったワテを

そこで出会った韓国人の皆さんが、日本人だと知りながら、

ありえない程の親切心で対応してくださったおかげもあって、

無事に友人たちとソウルで合流が出来、今こうして生きながらえております。

(機会があったら、この時の詳細を書こうかなと。。。)

(´;ω;`) コマプスムニダ・・・



その頃の韓国はアジア通貨危機に見舞われ、国の財政が破たん。

国民が政府に金品を供出し、政府がそれを外国に売って

財政の穴埋めにしたり、大小さまざまな企業が山ほど倒産。

倒産を免れた企業はといえば、給料の大幅な削減に遭うなど

ワテが感じたところでは、重苦しい「敗戦国」の様な雰囲気でした。


そして、フリープランの個人旅行にも関わらず、

旅行の最終日には半日観光みたいな「お土産屋さん巡り」の時間が

あったものの、同業者ということでツアーガイドさんが配慮をしてくださり・・・。あせる

(ノω・、)<面目ねー




$ひろどんの歌声日詩♪


その時に送迎を担当してくれたマイクロ・バスの運ちゃんを交え

ガイドさんに通訳してもらい、韓国事情をいろいろ尋ねたら

普段の生活で涙ぐましい御苦労をされておりました。


当時、出発前に日本のニュースで見聞きしていたものとは

深刻度が大きく違って、これ程までに近い国で

こんな一大事が起きていると知り、

あらためて「日本は恵まれているんだなぁ」と、

実感しました。


この本の中でも、当時の模様が随所に描かれており、

キムさんの周りにいらした、会社が倒産された方や

職を失った方のエピソードを読んで、

とても胸が痛かったです。


。゜。゜(ノД`)゜。゜。ウァァァン




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$ひろどんの歌声日詩♪


気付いたら長くなり過ぎたので

そろそろ最後にします。


キムさんが巻末で述べられていた

「韓国と日本が過去を乗り越え 21世紀においては

世界でいちばん素敵なパートナーとして、歩んで行けると信じております」

との一文に、とても感銘を受けました。



出来る事ならば、日本・韓国・中国・台湾の

四カ国の国民は、姉妹都市ならぬ『姉妹国』とでも言うのか、

いずれかの国で震災なり、金融問題なり、飢饉、疫病(?)など

何かあったならば、皆が真っ先に駆け付けて、互いに助け合い励まし合い、

共に平和と発展、幸福を築き合える様な関係になって欲しいと

いつも願っております。


そして、そういう時には、ワテも何かのお役に立てる様な

人にならねばと、この本を読み

改めて決意した今日この頃であります。




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PS.

先日、日本と韓国のクラブ・チームが対戦したサッカーの試合にて、

会場となった韓国チームのサポーターが、

スタンドに日本の震災を祝う内容を書いた反日の横断幕を飾った件で、

韓国国民の方から、その犯人を糾弾する声が多数挙がると共に

韓国のサッカー協会が、犯人に対してとても重い処分が下したとか・・・。合格

それを聞いて、韓国国民の良識に、とても安堵し、感謝もしますた。

o(_ _)o<かたじけない。。。


そして犯人には・・・。

「ぽまぃ、サッカーでヨカタな! ラグビーなら、味方から即座に撲殺されてたぞ!」パンチ!

と、思ってしまいやした。あせる