変心ぬけどん! | ひろどんの歌声日詩♪
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        『革命家の変心』   藤島大


荒岱介。「あらたいすけ」と読む。一定の世代には懐かしく、少しまぶしく感じたり、おおいにマユをひそめたり、さまざまな感情の交錯する名であろう。

かつて早稲田大学の過激なる学生運動闘士、のちに三里塚闘争のリーダー、長身でハンサムで雄弁で、統率力と実行力のある「時代の男」であった。高校時代は野球部。もしもスポーツのほうの「運動」に励んでいたら、きっと名キャプテンに違いなかった。

このあいだの熱帯夜、現在は政治運動から身を引くカリスマの回想録、『大逆のゲリラ』(太田出版)を読み返した。思想的に共鳴できなくとも、軽妙な文体が、風に押されるがごとくラジカルの河を渡ってしまった人物の意地と逡巡を描いて、読後感は妙にさわやかである。



印象的な場面がある。

ある年の9月、過激派の仲間と山岳訓練に出かけた。途中、ひとりが滑落、腰と足の骨を折り、肋骨が心臓に刺さった。やむなく救助を要請する。なにしろ追われる身の活動家なのだから、本来は好ましくない。やがて民間の救助隊ヘリコプターがやってくる。

着地の困難な場所であり、救うほうの安全も定かではない。なのに危険をおそれず、すれすれの高度まで降下、着地用の脚部に隊員がつかまり、2mの高さから飛び降りた。

そして、まるで表情を変えず、紳士的な声で「やあ、みなさん、お元気ですか。ケガの具合はどうですか。救助依頼はどの方でしょうか」と言った。



荒岱介は書く。

「大変なことなど何もしてないという風に救助の仕事をする男の存在感に圧倒された」

そして。

「ブルジョア社会では誰も金もうけのことだけしか考えてなくて、他人のために何かしようなんて誰も夢にも思っていない、勇気のある奴なんていないのだと、自分なりの了解を形作っていた。だが今、目の前でおきていることは、まさに価値転換を迫られるような出来事だ」

さらに、次のように記している。

「世の中のすべてを否定の対象とすることはできないのだと痛烈に思い知らされた。国家権力と闘う自分たちより格好いいものを見てしまったのである」

いい話だなあ。救助隊員は「使命」と「職業意識」を静かに淡々と実践したのである。



とってつけたようだが、北京オリンピックの報道、ことにテレビの実況やショー仕立ての番組には、そのいずれもが欠けている。開会式、日本放送協会の実況クルーの能力と努力は、個人的には過去最低ではないかと思った。スポーツのエキスパートでなく、しかも放送の専門家の求められるレベルにも達していない。

ジンバブエの選手団が行進する。ロバート・ムガベ大統領の独裁的圧政により超インフレの進行している渦中の国なのに、そのことへの言及はない。困難な状況にも、家族を母国へ残し、米国で鍛錬に励んで、競泳200m女子背泳ぎの第一人者の座にあるカースティ・コベントリーをせっかくカメラが大写しにしても誰だかわかっていない。米国の陸上短距離、タイソン・ゲイのアップも無視…。あるいは観客席の各国リーダーや著名人、たとえばヘンリー・キッシンジャーを認識できない。

かつての放送人は、オリンピック開会式の実況を任されたら、もっともっと使命をかみしめ、必死に勉強をかさねて、緊張の極に職責をまっとうしたはずだ。仮におもしろくなくとも、完璧を求める誠実さだけは伝わってきた。しだいしだいに軽くなり、とうとう底まで沈んだ。「金メダル。ニッポン。お母さん、お父さん、妻に息子に娘」の絶叫は薄気味悪い。

柔道の内柴正人の家族愛を強調するために妻と子をカメラが狙ったら、手前の白人男性が席から立ってしまい、さえぎられた。するとフジテレビに籍のある実況者は「このオジサンがジャマなんですよね」という内容をつぶやいた。ここは「この人に悪気はないんです」と話せばユーモアの気配に救われた。公の電波に働く意識のない傲慢、コメント技術の欠如、いずれもが露呈した瞬間である。



緩むな。オリンピック放送の乱れは何かのシグナルだ。すべてのラグビー関係者は緩んではならない。過激派の人生観を変えた救助隊のような使命感と職責こそを。

もちろん自戒をこめて。このコラムの締め切りを忘れて1日遅れた午後に。


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紹介させて頂いたコラムは、ラグビー中継の解説者でもあり

週刊サッカーマガジンや東京新聞等でコラムを連載されている

スポーツジャーナリストの藤島さんがラグビー関係のサイトに

寄稿された作品です。



寄稿されたのは北京五輪の開幕の頃でしたが、

その後お会いした際、とても良い内容なので機会あればブログ等で

紹介したい旨を申し出たところ了解を頂いたので、

今回、全文をUPさせていただきました。


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ところで先週末のこと。

台所で転んだ母が敷居に痛打し、背骨を骨折してしまい入院しますた。病院

(ノ∀`) アチャー


父が退院した矢先、今度は母の入院。

思えば、ウチの両親は年明けから毎月交互に入院なう、です。あせる

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それはさて置き。

その時に救急車で病院に搬送してくださった救命士の皆さんが、

テキパキと作業しながらも細やかな気配りが一杯で、

とても感銘を受けました。


また、震災報道で見る原発作業員や医療関係者ほか、

自衛隊、ボランティアの皆さん方の活動を見るにつけ、

頭が下がります。



震災から2ヵ月が過ぎ、最近またダレた生活に戻っておりましたが

本日、誕生日を迎えたことでワテも心を入れ替えて

心を入れ替えなきゃなーと思い、

こういうブログにしました。



最後になりましたが、なうでのお祝いツイートや

たくさんのプレゼント、誠にありがとうございました。

必ずお返しさせて頂きます。


簡単ですが、まずは挨拶にて。


m(_ _)m




PS.

ピグライフのクエスト達成で必要な作物があれば

遠慮なく、なうやメールでお伝えくださいませ。



$ひろどんの歌声日詩♪