UMAくんヒロコスモ宇宙人くんです


ただなんとなく 

季節が来たので冷やし中華

みたく

オエー半世紀綴りオエー

的な

凝視

前回からの続きです


私の切ない

死にかけた
話だよ

ゲロー

はい

今日は

第3話

思いの外 長くなり

ネガティブ

宇宙人しっぽ宇宙人からだ宇宙人からだ宇宙人からだ宇宙人からだ宇宙人からだ宇宙人からだ宇宙人からだ宇宙人からだ宇宙人あたま


  あの日〜あの時〜カラオケ 

から

。。。


やっと後半戦へ

書いていると忘れてる事もありつつ
やっぱり蘇る思いや 
感覚が湧いて来て

意外と長くなって来る


あの日 

一緒に居た女友達も
話を聞きに来てくれた彼も
余計な事はほとんど言わずに
側に居てくれた

それが
嬉しくて
悲しくて
私は名いっぱい飲んで
カラオケで 地球が割れるほど
叫んで歌った

友達はずっと一緒に歌ってくれた

カラオケボックスがあって
どれだけ私は助けられただろう



だけど結論


 私は 
いわば自暴自棄だった



盲目とはこの事だ
恋は盲目
誰が言ったか知らないが
うまいことを言うな


我を失うとも言うけど


私の場合は
恋をして我を失うというより
元々何処かで 我を失っていたから
その人と引き合ったとも言えた



自分の所在のなさだ



いつも家に帰りたく無かった



最初にお付き合いした彼が居た頃
私は1人暮らしをした

たまたまアパートを管理して居る人が
父の知り合いに居て
私の希望を父が聞き入れてくれたからだ

父はお酒を飲むと 
度々かんしゃくを起こした

そんな時も
あまりにも家が狭くて
それがずっと聞こえてくるし
酔っ払って 私を呼び出しては
怒ったり ふざけたり
なんやかんや言うてくる

家で静かに過ごせる日など無く
まして狭い部屋に3人で寝て居るし
家には 1人になれる様な スペースなど
家族みんなに 無かったからだ

そこから高校に通ったりもしたし
よく友達も遊びに来た

でも 彼や友達が来てくれる時は良いが
その頃はまだ
夜が とても苦手だった

その彼とお別れした頃から
高校卒業後しばらくして
1人暮らしをやめて

家にも更に居場所が無くて
友達の家を渡り歩き
その頃 彼と出会った

8年の歳月は
色々な意味で長すぎた

あらゆる事を経験し 知ったが
一言でいうと
まあ 壮絶である


その頃の私からして
今思えば
簡単に終わるのは
難しかったのだろうと理解している



私は友達と別れたあと

バイク🛵に乗った

途中までは確実に覚えている


ふっきろうとしている感覚と
真っ暗な夜の空気感
風の感じ


だけど
途中から意識が無い



思いだせるのは
バイクと共に倒れて居る自分
そこからだった



大丈夫ですか!!!
大丈夫ですかーーー!!!

誰かの声

すると何人かの子が私を囲んでいた

声をかけてくれて居るのは 若い男の子だ
周りに男の子と女の子も居た

はい

起き上がる事は出来ますか?


はい


身体が痛かったが
無理して上半身を起こした


凄い怪我です
家は何処ですか?


近くです
答えながら
凄い怪我なんだ私
と思った


バイクを置いて運びます!


と言われて咄嗟に


いや大丈夫です
私バイクで帰れます
と答えた


いや危ないです!!!


ありがとう

そう言いながら
情けなさでいっぱいだった


私がゆっくりバイクで帰る所を
彼らがついて来てくれるという

無事家に帰るまで付き添います

車でゆっくりと後をついて来てくれた


なんと親切な若者達なんだろう。。。



小さなアパートの家に着き

ご迷惑をおかけしました

そう伝えると

それより
帰ったらすぐに
救急車を呼んだ方が良いです

彼らが強く後押ししてくれた

ありがとうございます
本当にありがとう
何とお礼したら良いか

連絡先を
と言うと

大丈夫です
それより本当に
身体早く治して下さいね
お願いします

そういうと帰って行った


彼らが居なかったら
私は朝まで倒れて居たかもしれない


こんなに世界って優しかったっけ?
本当にそう思った


もう朝方で
もうすぐ母が仕事へ出かける時間だった

私は仕事の前に びっくりさせるのも
救急車を呼ぶのも
小さなアパートだし
嫌だった


やっとの思いで部屋に入り
布団に潜り込んだ

すると母がすぐに入れ替わりで起きた

良かった

私は 何かから
隠れる様に眠った



なかなか起きない私を
おかしいと思い
父が隣の部屋から
声だけかけて来た

おーい
お前起きてんのかー?

目が覚めると激痛
何処が痛いかもうむしろわからない

お父さん
痛い

部屋を覗いて
途中まで起き上がった私の顔を見るなり

なんだお前その顔ーーーっ!!!

その父を見て私の方が驚き
鏡をみた

その顔を見て
私はぎゃーーーーーーーーっ
と大声で叫んだ


か か 顔が
アンパンマンになってるーーー

私の顔は紫色と赤い血が混ざって
パンパンに腫れ上がっている

身体も痛い

父に正直に話した

1人でバイクで転んだけど
記憶がなくて
多分顔から突っ込んで居ると思うと


突然記憶が無い


だから直感的にそう思った


とにかく近所の病院に連れていく

父が車に乗れ
歩けるか?
とやけに 優しく 頼りになった

仕事場にも電話して正直に伝えた
優しい店長は
わかったから心配しないでと
言ってくれた

父がかかっていた病院は
それなり大きかったが
うちではこれは対処できません
と言われた

その時 突然 
あの幼なじみのお姉ちゃんが
大きな病院で勤めていたのを
ふと思い出した

そのお姉ちゃんが 
整形外科の先生の紹介で
病院紹介するから
と言ってくれた

みんなが優しい
いちいち沁みる

。。。

ふう

大変な事になっちゃったなぁ
怪我よりそっちが気になって来た


家は八王子

紹介されたのは飯田橋

父が送ってくれるという
だけどかなり遠い

ハッキリ思い出せないが

行ったら即入院した方が良いと言われた

だが母は自転車で仕事と家の往復だけを
何年もしており
出かける際は自転車か
近くのバスか父の車

電車に1人で遠くまでは
もうしばらく乗って居ない

父は 私が 高校生の時脳梗塞で
急に痙攣して 歩けなくなって入院した後
そこからずっと足を引きずっていたし
そのあとは糖尿病で自分で注射を打っていた

病気をしてから
元気が無かったし

田舎者の2人をそんな遠くまで
来させるのは
私の方が心配だった

入院の準備を家族にお願いした方が良い
そう言われたが

両親はもう年なのでと
最小限用意して
自分で電車で行く事にした

さすがに顔が恥ずかしいので
大きなサングラスをして
コソコソとまた
何かに隠れる様に
電車に乗った


母にも電話で大丈夫な事を伝えて
2人にはとにかく遠い距離だから
病院には 来なくて良いよと伝えた


病院では 最初に診てくれた先生と変わって
次は渡辺先生という人が
2回目の担当だった

先生は 今日から私に変わりますね
と言う事と 
色々が わからない私にも
とっても丁寧に説明してくれた

あのですね
顔のレントゲン観れますか?
ここ顔の骨がまずは内側に折れて居ます
痛かったですね



オエー
わーっ

え???


んーだから 手術になりますね


オエー


それで
この手術は
全身麻酔なんですね

だから危険も伴います



オエー
え???


一応
何かあれば



え???
何かあれば?

真顔



先生怖い。。。
気づいたらつぶやいていた



そうですね
だけども
それだけ大きな怪我なので
そのままでは治りません

大丈夫ですよ
手術して安静にしていれば
必ず治りますからね




渡辺先生は
とにかく物腰が柔らかく
背が高くなくて
ちょっと
中性的だった


先生っぽいとか
男の人っぽいとかいう
威圧感が全く無い


私が大好きなドラマ
ドクターコトーの
コトー先生みたいだった




そう
何を隠そう 
白衣がもう怖い
病院の匂いも怖いのだ

私は生まれてすぐに百日咳という
咳の病院になり
未熟児だったのもあり
すぐに母と離され
しばらく過ごしたらしい

その記憶だろうか

とにかく病院が怖い

だから出来る限り行きたくない

でも今回ばかりはさすがに
仕方がなさそうだ


し か も!

先生曰く
陥没して居る顔に 
プレートを入れて手術になり
骨が固まったら
プレートを取り除く手術になるという

だけど先生はその様な手術が専門で
上手な先生なんですよ
と看護師さんのお墨付きだった


先生!!!
 私とっても怖がりで
病院もとても苦手です

とにかく怖いから
手術を出来るだけしたくないんです
プレートを入れると
取る手術がまた必要なんですよね?
それならプレート入れない手術に
してもらえませんか???

気づいたら真面目に
そんな事が口から出て居た


自分でも
結構めちゃくちゃな事
言ってんなー
って思う

だけど
ここは思いっきり
本気だった



先生は

んーーーーーーーーーーー

。。。

んーーーーーー

そうだなぁーーーーーーーー

出来ない

ことも

ない


って言うので すかさず
その事以外は何でも言う事聞く!って
たたみかけてみた


。。。


んじゃぁ わかった

その代わり
そちら側の顔を下にして絶対に寝ない
それとそこを絶対に強くぶつけたり
押したりしない

約束出来ますか???

先生も少しだけ強めに来た

はいっ!!!
ここはもちろん全力!!!

やったーーー!!!
先生が手術するって 約束してくれる?

うん もちろんだよ!

やったーーー!!!

この時 物凄く安心したし 
きっと何があっても 
大丈夫だろうって思った
何故なら先生に出会ったからだ

病院が怖いだけでなく
夜1人で寝るというのも
怖くて苦手なのに
入院生活なんて私に耐えられるのだろうか

そんな不安もあった

毎日身体中 あらゆる検査があった

だけど きっと私は
大丈夫なんだろうって思った

そんな私の人生初の
入院生活が始まるのだが



この後

とんでもない事が起きる


ポーンポーンポーンポーンポーンポーンポーンポーンポーンポーン



だって

入院する前に観に行ったLiveの
ビックな 
アーティストに
会ってしまう事になっちゃったからだ


ゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリ


人生って
オモシロイ

笑い泣き


次回へ続く。。。