シリーズ「温泉で心を解こう」(栃木県 那須温泉 鹿の湯) | 日帰り温泉 一期一会

日帰り温泉 一期一会

関東近郊から気軽に行けて、かつ本格的なお湯が楽しめる日帰り温泉巡りをしています。疲れた心とカラダを癒してくれる温泉をお探しの方は、ぜひ参考にしてください。

 

本日の一句:「いにしえに タイムスリップ 500圓」

 

人類には温泉が必要です(たぶん・・)そして 人々が温泉を求める理由は さまざまです

あなたが温泉を求める理由はなんですか(え、大きなお世話?) 

 

・窮屈な日常生活からの脱出 

・仕事や勉強のストレス解消

 

など、癒しを求める方は非常に多いでしょう あるいは

 

・怪我や病気の治療

・スポーツの疲労のメンテナンス

・美容

 

などもありますね それから

 

・温泉 ✖️ ○○

 

つまり 温泉✖️グルメ とか 温泉✖️アクティビティなど アトラクションやイベントの一環として温泉を楽しむ人もいますよね

 

私は上記の全ての理由で温泉に依存しています もはや温泉ホリックと言っても過言ではありません

 

日常から解き放たれる感覚も好きですし スポーツ好きなのでストレッチも兼ねて温泉を活用しています 

 

温泉 ✖️ ○○ で言えば 私はドライブが好きなので もはや 温泉に行くためにドライブするのか ドライブに行くために温泉という目的地を設定しているのか自分でも分からなくなってしまう時があります

 

食べることも好きなので 地方の美味しいものを食べて温泉というのも醍醐味です

 

そして私には それらとは別に 温泉に求めているものがあるのではないかと自己分析しました それは

 

温泉 ✖️ タイムトラベル

 

です シンプルな話ですが 温泉地や温泉宿は古き良き日本の風景を残していることが多く 明治・大正から残る古い建物や 今ではほとんど見かけることができなくなった看板などを街角で見かけることなどもあります 

 

温泉宿や施設が古いと 内装や家電 調度品なども 昭和の面影を強く残していたりします 

 

今は温泉街や宿にコンサルが入って再生事業が進んでいるので宿の外観もレトロモダンになったり部屋も全面リフォームされていて それはそれで快適に過ごせて大好きなのですが 一方でそんなに大金をかけられない個人宿が 田舎でひっそり名湯を守っていたりするわけで そんな宿に入った時に感じる 懐かしさや日本の原風景(と言っても私もそんなに歳を取ってるわけではないのですが・・)に一瞬でタイムスリップした感覚を味わうことができるのも温泉宿の魅力かなと思うのです

 

 

普段 私は ほぼ日帰りで温泉に行くのですが 日帰専門温浴施設は積極的には選びません 極力 地方の温泉宿で日帰り入浴を受け入れていただける宿を探して入っているのですが、それは 日帰専門温浴施設が加熱加水循環であることが多いのも理由の一つと、宿の日帰りを選ぶ理由のもう一つは 前述のように 古い宿が持つ田舎に帰省した時にようなノスタルジーもあるのです

と ウルトラ前置きが長くなりましたが 今回は 栃木県那須温泉にある超有名な名湯「鹿の湯」の紹介です

 

 

出典:鹿の湯公式ホームページ

 

なぜ これほど長い前置きになったかというと 鹿の湯は鹿が発見して開湯した云い伝えがあるほど歴史の長い温泉であり あまりに古い温泉であるため木造が老朽化し改修工事が2018年に完了しているのですが ちゃんと古き良き姿を残してくれており嬉しかったのです 

 

これは実はとても大切なことなのではないかと思います 

 

今風の建物にしてしまうことは簡単だと思うのですがあえて古い姿を残すことで 時の流れが緩やかに感じるのです お湯を味わうと同時に この温泉が積み上げてきた歴史も一緒にゆっくりと堪能することができ それが更なる癒しにつながっているのではと思うのです

 

いざ、実湯!

 

鹿の湯はあまりに有名であり 私ごときが感想を述べるのもおこがましいのですが あえていうなら 「北関東の王者の風格」でしょうか 

 

41、42、43、44、46、48度(女湯には48度はないです)の6種類の浴槽があり 基本熱めですので入浴は短熱浴をすると最も効果があるとされてます 

 

 

単純酸性硫黄温泉(硫化水素型)と 酸性低張性高温泉の2種類の泉質があるそうです 硫黄は強め 温度も高め ラーメンで言えばとんこつラーメンのようなパンチ力(濃度は草津や万座と比べられませんが)

 

48度はダチョウ倶楽部の熱湯風呂の手前くらいであろう(たぶん)と推察されますが 私は今まで7回ほど行っていますが最高温度に肩まで入ったことはありません 足だけで限界でした

 

出典:鹿の湯公式ホームページ

 

冬に行くことが多いのですが 湯冷めもせず 心も体もホカホカ幸せになります 

 

昔の木の色合いが味わいがあって好きだったけど これから私たちがこの温泉を入り継ぎ あの昔のような味わいあるスノコになるまで愛していくんだろうなと感じながら温泉を後にしました

 

 

500円のタイムトラベル最高でした

 

ごちそうさま。

以下、今回紹介した温泉の公式サイトと 私がGoogleMapでまとめている「本当は教えたくない!日帰り温泉」を掲載しています。温泉選びの参考にしていただければ幸いです。