ミネとストローネ
今日は珍しく早起き。
休みの日だというのに。
昨日は駆け込み消費で、お店がクソ急がしくて。
最初のうちは2時間レジから離れらんなくて「ほっほ~なかなかの込みぐあ~い?」なんてちょっと余裕ぶっこいていたんだけれども
それが3時間半くらい続いた頃から「あんたら狂ってるよ」とか思い始めて
4時間目に突入する頃には、私はオッサンのような声しか出せなくなっていた。
営業スマイルを絞りだそうとしても一滴も出せない
お客様の冗談にすら「あはぁ」と半笑い
額に「嫌」の文字がうっすらと浮かんでくるのを止められない
やっと品出しが出来ると思って商品を出そうとすると、両脇にお客が立ちはだかって思うように出せない。
脚立に登れば足元でお客様がしゃがんで品定めしてて降りれない。
いっそのことお客様めがけてジャンプしてしまおうかなと思ったんだけど、そんなことして首になってもらんないしなと思ってやめた。大人だし。
それじゃなくても火曜が週末のような私にとって、月曜はDEATH MONDAYのようなもんなのに
さらに1時間残業とか上司は本気で私を殺る気なのかなと不安になった。
その反動でかな、神経が興奮してあんまり熟睡出来なかった。疲れすぎるとこうなるよね。
でも天気が良いおかげで、疲れてはいるものの
気分はとても穏やか。
体が勝手に動き出し、考える間もなく台所へ向かい
気がついたらミネストローネ3リットルくらい作ってた。
出来上がった大量のミネストローネを眺めながら、自分のストレスの度合いを そこで初めて思い知った。
でもさ、こういうストレスの発散の仕方なら健全だよね。
「一体これ誰が食うんだよ」と後からじわじわ笑えてくるし。
あと、生野菜が食べたくて コールスローを作った。
疲れてると酸っぱいのがおいしい。
いやぁ、それにしても天気が良い今日は。
とんだミネストローネ日和だ。
新しい私
私は、忙しくなると すぐ便秘になる。
そう、なかなかゆったりとしたトイレタイムが取れないからだ。
だから、今日みたいな連休の初日なんかは、絶好のゆったりトイレタイム、ゲットアチャンス。
踊ったり、歌ったり、忌野清志郎のモノマネをしたり、ワカメと遊んだりしてるうちに、段々体が解れてきて 「さあ、そろそろ行ってみましょうか」という感じになる。
ベッドでウトウトするワカメに
「幻のう○こが出そうだよ」
と、そっと耳打ちしてから、トイレへと向かう。
目を細めるワカメ。
こうした報告は、怠らないようにしている。こういったことが、二人の絆の基盤になってるんじゃないかと思っている。
しかし、いざトイレと思っても なかなかすんなりとは事が運ばない。
そう、滞在期間が長いから。
でも、最近無理矢理どうにかしようとして「あっ!」と思った瞬間が何度かあったので、慎重に、様子を伺いつつ、流れを見つつ、関所に指示を出すようにしている。
便座に座り
「明日は明日の風が吹く」
みたいな感じでぼーっとしていると、脳が体からのサインを感じ取った。サインは一瞬だ、これを逃してはいけない。
しかし、阿吽の呼吸に合わせるも、なかなか降りてこない旅人。
そこで私は、旅人に心の中で語りかけることにした。
「いつも忙しくてなかなかトイレタイムを取れなかったくせに、休みの日になった途端『出てこい』だなんて、虫が良すぎるよね。分かる。君が我慢強く辛抱してるのを良いことに、仕事にかまけて見て見ぬフリをしてた。本当にごめん。私には何も言う資格はないよ。でもね、この世で起こることの全ては、完璧なタイミングでやってくる。だから、出たくなきゃ出なくていいし、出たいと思った時に、出ればいい。それが君の完璧なタイミングなのだから。この世に重力がある限り、一生出てこないなんてことは有り得ない。私は、君の意思を尊重するよ。それより、一緒に歌おうじゃないか!」
(日曜日よりの使者が流れる)
旅人と肩を並べて歌っている姿をイメージしてるうちに、関所の連中も一緒に手を叩いて歌い始める。
頭の中はもう大合唱。
「にちよーびよ~りのーししゃーーーーーー♪」
グランドフィナーレを迎える頃には、旅人は無事関所を抜け
今度は水の旅人となって旅立っていった。
スタンディングオベーション
トイレは感動の渦に包まれた。
トイレを出ると、頭の中で「威風堂々」が流れ始めた。
昨日までの私、バイバイ
こんにちは、新しい私
まさにそんな心境だった。
関所の連中も「久々に良い仕事したぜ!」と、誇らしげな様子だった。
これが、ほんの少しでも便秘でお困りの方のお役に立てれば、嬉しいと思っている。
でもまあ語りかけたことの効果が大半を占めるとは思うんだけど
よく考えたらノニジュース飲んだからっていう線が濃厚。
