今日はリリースされたばかりのレミオロメンの3rdアルバム「HORIZON」の紹介です。
彼らについては、去年リリースされたアルバム「ether」から好きになって、今回のアルバムも
楽しみにしてました。間に「粉雪」などの大ヒットもあり、知名度も人気もぐーーーーっと上がって、
満を持してのリリースだったので期待もあったんだけど。
まぁ、なんと言ったらいいのかな割と、前作と同じニュアンスというか。
全然悪くないし、むしろ良質のポップロックだと思うんだけど、意外性はなかったかなぁ。
アルバムは壮大なピアノのイントロで始まるロックチューン「スタンドバイミー」でスタート。
この曲は自分に限界なんて決め付けてしまわないで、行ける所まで行こう、という
「若い」ナンバー。
そして「1-2 Love Forever」は、キラキラした明るいキーボードの音色と、小気味いいドラムが
印象的なポップソング。これは「真実はひとつだけじゃなくて、切り口次第でいくつでも
あるものだ」という詞が妙に説得力がある気がする。答えがひとつだけだ、って決め付けてしまうと
視野も狭くなって、面白みもないですからね。すごくわかります。
他にすきなのは文学的な詞で未来への希望を歌う「蒼の世界」、このアルバムの中では
珍しくハードなサウンドの「シフト」、幻想的なサウンドにのせて、淡い恋のドキドキ感を
歌った「傘クラゲ」、忙しい日常の中で、ひと時の安らぎを感じる恋の温かさを歌った、
優しい「太陽の下」、不器用にそれでも、一生懸命生きようとする姿を描いた「紙ふぶき」
あたりかな。
そして特に好きなのが「明日に架かる橋」。このアルバムは冒頭で意外性が少ないと
書いたけど、これはなかなか面白い一曲。バンドサウンドなんだけど、デジタルビートを
積極的にとりいれていて、とにかく明るい。詞も、深く考えすぎることなく、心を軽く
持って前向きに行こう!っていう内容になってます。ボーカルの藤巻くんの歌い方も
程よく力が抜けていて、ちょっとオバカっぽい軽いノリで、聴いてたら自然とパワーを
もらえる感じです。
そして、名曲「粉雪」。この曲でも不器用ながらも、一途に人を愛する気持ちを
歌った詞と、シンプルなロックサウンド、そして素朴だけど、ストレートで土臭い藤巻くんの
歌い方が非常にあっていて、じわじわと胸に沁みる曲になってると思います。
「こなぁぁぁぁゆきぃぃぃ
」というクセのあるサビはやっぱりインパクトありますね。
また、ラストの、時の流れの早さとその切なさを描いた曲「流星」もなかなかいいです。
小林武史プロデュースというだけあって、昔のミスチルっぽいところもありつつ、
ただ、それよりはあんまり洗練されてない、田舎の仲良しバンドっぽい素朴さを
感じるのも彼らの魅力かな。ただ、こんだけいいメロディーが書けるんだから
次のアルバムでは、「え?こんな歌も歌うの??」っていうような詞や
サウンドももっと聴かせてくれたら楽しいだろうなぁと思いました。
- レミオロメン, 藤巻亮太, 小林武史
- HORIZON