今日はちょっぴり懐かしいTommy February6の1stアルバム「Tommy February6」です。

このキラキラポップ感溢れる世界が大好きなんですよ。あんまりなんも考えずに単純に楽しめるし。


さて、ご存知だとは思いますがこのTommy February6は、the brilliant greenのボーカル川瀬智子の

ソロプロジェクトのひとつ。80年代風のディスコ・ユーロ楽曲で、ブームを巻き起こし、このアルバムも

バカ売れ。本家のブリグリよりも売れてましたあせる


アルバムはデビュー曲「EVERYDAY AT THE BUS STOP」の導入部分を使った「T.O.M.M.Y」から

スタート。そしてそのまま「EVERYDAY AT THE BUS STOP」へと流れていくのですが、

チアガール風のジャケットやPV、そして「T.O.M.M.Y」における、もう、まんま、チアガールな掛け声など、

楽しく遊んでるなぁ~というのがすごく伝わってきて、すごく潔い感じがするんです。

オープニングの流れは何度聴いても好きです。


人気バンドの人が、ソロをやる場合って、たまに、なんですけど「バンドでやってることとあんまり変わらない

やん!ソロの意味がない!」って思う人もいるんですけど、これはUKロックやっているブリグリとは180度違う。ブリグリでは絶対出来ない、80年代の良質ディスコポップへのリスペクトも感じます。


「トミーフェブラッテ、マカロン。」や「Bloomin'!」ではチープなシンセのサウンドにのせて、恋に落ちたばっかりのトキメキやドキドキ感をせつなくなるようなボーカルで表現した曲。


また、ちょっとテクノポップ風のナンバーで、謎めいた人に恋をするというシチュエーションの

「HEY BAD BOY」、スネアドラムの音色が印象的なダンスチューン「ドキドキKISSドキドキONE MORE TIME」、

フュージョン風の疾走感溢れるビートがこのアルバムの中では珍しい、全編英詞の「WHERE ARE

YOU ''MY HERO''」(白馬の王子様を待つというシチュエーションが、ドリーミーすぎるんだけど

英語だからあんまり気にならないのが不思議)、逆に珍しく日本語が多い、スウィングビートの

「恋は眠らない」などがオススメ。


そして、カヴァー曲「Can't take off my eyes off of you」もいいですねー。

これは邦題「君の瞳に恋してる」として、ボーイズ・タウン・ギャングの歌唱などでもおなじみの

名曲ですが、この曲の持つ爽やかなイメージを大切にしつつ、Tommyの可愛いボーカルが

乗ることによって、他の人とはまた違った新しい色も見せてくれてて好きな一曲。


そして、ラストの「★CANDY POP IN LOVE★」もなかなか表現が面白くて、片想い中の上手く伝わらない気持ちをもどかしく思っていつつ、「ほしいものはまっすぐ手に入らないほうがロマンティック」って

ちょっとあぶない事も言ってたりして、「恋をしている自分に恋してる」雰囲気もあるナンバーになってます。


全体的に、瑞々しい淡い恋を描いた曲ばっかりなんですが、なんだかキュンと来る感じは

このサウンドにもあってますね。サウンドもユーロビートやディスコサウンドをベースに

ロックやR&Bのテイストも漂わせたおしゃれなつくりになってて、

なかなか楽しくも贅沢なアルバムだと思いました。


ただ、楽しかったとはいえ、これが当たったために本家のブリグリがずっとお休みになり、

この後Heavenly6やトミフェブの続編へと続いていったのはちょっと複雑な気分でもありました…。

期間限定的なプロジェクトにしておいたほうがよかったのかもね、とも思ったりしてあせる

まぁ、でもこれが名盤であることに変わりはありません。

Tommy february6, MALIBU CONVERTIBLE
Tommy february6