いやー。長かった(ように思えた)GWもあっという間に終わって、明日から仕事。めんどくさいなぁ。
結局買い物とか、ちょっとした散歩みたいなものには出かけたけど、旅行にも出かけず、
大半を京都で過ごしてました。明日からの仕事をまた頑張るのに、いいBGMはないかなぁ、などど
探してたのですが、今日はこれ。メイヤです。
このアルバムは彼女にとって2枚目のオリジナルアルバムでいまから8年前にリリースされました。
Mejaといえば、以前このブログでも紹介したことあって、そのとき紹介したのは2年前にリリースした
4thアルバムでしたが、そのアルバムとは風合いが全然違います。2年前のアルバムは彼女の
ルーツミュージックであるボサノヴァや、ジャズのカヴァーや、落ち着いた雰囲気のオリジナル曲を
収めた、ゆったりとした内容のアルバムでしたが、このアルバムはスウェデイッシュ・ポップロックが
中心の、軽快で聴きやすいサウンドになってます。
アルバムは軽やかなドラムの音色と、スピード感のあるサウンドが印象的な「Lay Me Down」から
スタート。この曲聴くだけで元気になれます。忙しい毎日の中で、Lay Me Down(リラックス)
したいときもある、ということを歌ったナンバーになっています。
次の「All'bout The Money」も好きですね。これは物質文明の疑問を投げかけている
メッセージ・ソングで、「お金がすべて」とする考えへの批判を歌ってます。社会派ソングなんだけど、
すごくポップで、サビの部分のリフがとてもインパクトあってつい口ずさんでしまう1曲です。
また、ファンキーなロックチューン「Too Many Nights Late」、うって変わってボサノヴァ調の
穏やかな雰囲気で、好きな人への気持ちを歌う「Beautiful Girl」もいいですね。この曲なんかは
4thアルバム「mellow」にも通ずるところはあるかも。
特にすきなのは「intimacy」。これは美しいピアノとアコースティック・ギターの音色が印象的な
バラードになっていて、詞も恋人との微妙な心の隙間を歌ったデリケートな内容になってます。
そして、「Luxury」。これはイントロでボーカルにエフェクトをかけてて、なかなかかっこいい
感じになってます。「Luxury」は贅沢っていう意味だけど、ここでいう贅沢は物質的な贅沢さ
ではなく、愛情であったり人に対する優しさであったり精神的なことを歌ってます。
他にも情報社会の便利さと、その裏側にある問題点まで歌っている意外と深めな
「Pop&Television」、穏やかな陽だまりの中にいるような心地よいポップスで、なんとなく
カーペンターズっぽい「Daughter Of Mornin'」、そしてラストに収められたジャズ風の
「Do The Angels Have A Home?」あたりも好きです。
そして感動なのが「Lullaby Song」。これは彼女のファンで、白血病に侵されていた
日本人の女の子のために作られた曲。実際にメイヤと女の子は対面し、
交流もしていたそうなのですが、残念ながら彼女が他界したため、追悼歌として
この歌を作ったそうです。メイヤの彼女を大切に思う優しい気持ちが
十分伝わってくるナンバーになってました。
サウンド自体は全体的に非常にポップで聴きやすいんですが、詞を読むと非常に深く、鋭く、
自分や社会に対して目が向けられ、かつ人に対する優しさがあって、メイヤと
いう人の賢さがよく伝わってくるいいアルバムだと思います。
- メイヤ
- セブン・シスターズ