今日はIndia.Arieの2ndアルバムを紹介します。
彼女はアトランタ出身のR&B、ソウルシンガーです。彼女は熱すぎず、クールすぎずほど良い
人肌のぬくもりが感じられる歌声の持ち主ですね。久しぶりにこのアルバムを聴いてたんですが、
心が落ち着く歌が多いですね。彼女というと1stアルバムの「Acoustic Soul」がグラミーで
7部門にノミネートされたにもかかわらず、無冠に終わったという苦い経験があるそうです。
実はこのときに5冠を獲得したのがアリシア・キーズで、なにかとアリシアと比べられることも
多い人ではあります。まぁ同じソウルシンガーですが、アリシアがピアノで歌うシンガーで、
インディアはギター一本で歌うという大きな違いがありますが。それとインディアのほうが
音楽的には落ち着いた感じがしますね。
アルバムは、「世の中の出来事に変化はかならずおこるものだから、それを受け入れて生きていく」という
なんだか、悟ったような詞が印象的な短いインタールード「Growth」からはじまるのですが、
これがなんだか神聖な感じのするサウンドでまず好きですね。
続く「Little Things」も詞がいいね。こちらは小さな幸せを積み重ねることの喜びを歌ってます。
人気が出て、普通の生活をすることもなかなか難しいかもしれないけど、普通の生活の大切さを
忘れない謙虚な彼女の性格がよくあらわれた詞です。
他にもフィンガースナップ(指パッチンね)の入ったソウルナンバー「Talk To Her」や、
フラメンコみたいなギターで始まる「Slow Down」、美しいウィスパー気味のボーカルから
はじまって、優しいボーカルを聴かせて、終始すごく穏やかにさせてくれるバラード「Beautiful Surprise」
など派手さはないけど、耳なじみもよく、「癒し系R&B」といわれるのもうなずけるサウンドです。
他にもボサノヴァ風の「Headed In The Right Direction」、このアルバムの中では珍しく明るい曲調のポップス「Can I Walk With You」、インディアのギター一本だけのシンプルなサウンドでLaurnea Wilkersonと
デュエットを聴かせる「Complicated Melody」、ストリングスの音色も効果的に使われた
エモーショナルなバラード「Good Man」、陽だまりの中にいるような優しいギターサウンド
の中で神様の存在を信じるということを歌ったナンバー、「God Is Real」など名曲ぞろいです。
ちなみに国内盤のボートラの「Interested」はノリの良いバンドサウンドになっています。
詞を読んでいても彼女の人柄の良さ、誠実さが非常に伝わってくるものばかりで、聴き終わった
あと心が優しくなれるアルバムだと思いました。6月には待望の3rdアルバム
「Testimony:Vol.1-Life& Relationships」(長いタイトルだなぁ)もリリースするとのことで、こちらも楽しみ!こちらにはエイコンや、先のグラミーでノミネートされた、カントリーのグループ、ラスカル・フラッツも
参加してるみたいで注目です。
- インディア・アリー
- インディアへの旅