今日はアトランタ出身の、ジェニファー・ペイジの1stアルバム「CRUSH」を取り上げます。

これは7年半前のアルバムです。懐かしいです。


彼女はデビューシングル「CRUSH」がいきなり全米第3位の大ヒットとなったシンデレラ・ガール。

この「CRUSH」のちょっぴりラテン風味も混じった哀愁たっぷりのマイナーメロディーは日本のFMでも流れまくってたので覚えてる人も多いんじゃないかな。僕も大好きでした。


そして2002年に2ndアルバムを出したところまでは知ってるんですが、その後の消息を知らないのですが…。どうしてるのかな?


アルバムはジェニファーの憂いを含んだせつないボーカルが印象的な「CRUSH」から幕を開けます。

この曲は恋人同士の恋愛模様を描いたものなんだけど、熱くなるわけでもなく、詞も「先のことは

今は何もいえない」と、一歩引いたクールな感じが印象的なナンバー。


続く「QUESTIONS」はうって変わってコーラスも爽やかなPOPナンバー。

3曲目の「ALWAYS YOU」は一途な思いを歌った、ストレートなラブソングと、非常に聴きやすい

ポップスを届けてくれます。


好きなのは先述の3曲のほかに、カントリー風の「SOBER」、「GET TO ME」、愛の力を

信じるという、まっすぐなバラード「BETWEEN YOU AND ME」、

好きな人のための大きな力となりたいと歌う、母性たっぷりのゴスペルナンバー「SOMEWHERE,SOMEDAY」あたりかな。


ただ、「CRUSH」が突出して良すぎて、他の曲があんまり強い個性を感じないのが

残念。まぁ、いいメロディーが多いし、歌も上手いので、聴きやすいのですが、

彼女だけの強烈なカラーというのは少ないと思います。いろんな女性アーティストの

いい部分を寄せあつめたみたいな印象。


そんな中、5曲目の「BUSTED」なんかは珍しく歌い方もファンキーな感じなんだけど

サウンドが何故かとても静かなので、意外とインパクト薄め。もっと弾けてくれる

ナンバーがあったほうがアクセントにもなってよかったとは思うんですけどね。


彼女は見た目も上品だし、サウンドも誠実に音楽と向き合ってる印象もあるんだけど、

個性派ぞろいの音楽シーンで残っていくのはなかなか難しいことなのかもしれないですね。

また、「CRUSH」みたいなインパクトある歌を歌って欲しいんだけどな…。

ジェニファー・ペイジ, アンディ・ゴールドマーク, マーク・ムエラー, バーニー・コスグローブ, ケビン・クラーク, J.D.マーティン, ウェイン・キルクパトリック
クラッシュ