今回はモトリー・クルーのドラマー、トミー・リーの3枚目のソロアルバムの紹介です。

…といっても、僕、モトリー・クルーのことも、トミー・リーのことも知らなかったんですが…。

ジャケ買いしました。アルバムの内容もとてもポップでよかったです。


モトリー・クルーは80年代の初めから活動するアメリカ出身の人気バンドで、

このトミー・リーはそのドラマーとして結成当時からバンドに参加していたのですが、99年に

バンドを脱退、ソロ活動を開始、2枚のアルバムを出したのですが、05年にファンの声に押される形でバンドに復帰、このアルバムはバンド復帰後の、初のソロ作品としてリリースされた、彼にとっては3枚目のソロアルバムとなるそうです。


このアルバムはゲストが多彩で、ブッチ・ウォーカー、NICKELBACKのチャド・クルーガー、GOOD

CHARLOTTEのジョエル・マデン、BACKSTREET BOYSのニック・カーター…とロック畑から

ポップスフィールドまで幅広いゲストを迎えてます。トミー・リーはもちろん自分でも歌ってるんですが、

それだけでなく、これらのゲスト・ボーカリストを招いて、その歌声を披露させ、聴き心地に

幅を持たせています。


1曲目「GOOD TIMES」はブッチ・ウォーカー(数年前にユージ・オダ様wと「ラストクリスマス」をデュエットしたとしてたことで有名)を迎えて、明るいサウンドに乗せて「理想郷」への思いを馳せるナンバー。


2曲目「Hello,Again」と7曲目「I NEED YOU」ではSOMETHING CORPORATEのアンドリュー・

マクマホン共演して美メロバラードを聴かせてます。


好きな曲はまずFUELのカール・ベルを迎えた、力強いビートが印象的なR&Rナンバー「Sister Mary」。

そして、詞が面白いのが「TIRED」。恋愛の大変さを歌ったナンバーで、ご自身の恋愛を語った詞も

あるんですが、なぜかJ.Loの名前も登場…。たぶん特に意味はなく詞の語呂からなんでしょうけど、

彼女とつきあいのあったP・ディディや現在のご主人ベン・アフレックの名前も出して

ちょっとおちょくった詞を書いてます。メロディーは明るいサウンドのロックナンバーで、

ハイトーンボーカルも聴けます。


他には「Makin’Me Crazy」も好きですね。これはイギリスの女性シンガー、ダーティー・ハリーを

起用してます。この人のこと知らないんですけど、シェリル・クロウとか、アナ・ジョンソンっぽい感じの

ロックシンガーっぽい感じです。なお、この曲にもいわくがあって、実はこれは一時、トミーとつきあっていた

P!nkのために書いた曲で、彼女とレコーディングもしているそうなんですけど、別れたため、P!nkは

自分のアルバムにこの曲を収録することを嫌がったそうです汗。で、もらい手がなくなってしまったので

今回、自分のソロ・アルバムで歌い手を変えてレコーディングしたみたいですね。いい曲ですよ。


そして、ラスト曲、アコースティックサウンドに乗せて別れの決断を歌う「SAY GOODBYE」も

前向きで力強くていい感じです。


…というわけで、聴く前はもっとゴリゴリのロックサウンドを予想していたのですが、

肩の力が抜けたようなやわらかいバンドサウンドが中心の聴きやすいアルバムになってました。

結構おすすめです。

トミー・リー
トミーランド:ザ・ライド