今日はCarole Kingを紹介します。
これは4年前にリリースされた、彼女にとって24枚目のアルバムですが、今日久しぶりに聴いてました。
キャロル・キングは1942年2月にニューヨークで生まれた現在64歳
1960年代の初めから、プロのソング・ライターとして数々の楽曲を制作していた人です。有名なところでは、カイリー・ミノーグもカヴァーした「ロコモーション」の作曲を手がけた人ですね。自身も70年代からはシンガーとしての
活動をはじめました。
僕は、彼女に関してはずっと、「名前だけ知ってる」って感じだったんですけど、以前から音楽雑誌などで
よくある、「アーティストが選ぶ私の思い出のアルバム」に必ずといっていいほど、彼女の
アルバム「Tapestry(邦題:つづれおり)」が、あがってくるんですね。
実際、「つづれおり」は全米1位に15週とどまり、全世界で2200万枚のセールスを記録し、
グラミー賞では4部門を制覇したというモンスター・アルバムらしく、ぜひその「つづれおり」を聴いてみたいと思ってたのですが、そのアルバムを聴く機会はなかなかなかったんですね。
そんなさなか、見つけたのがこのアルバムでした。彼女は古くから活動していましたが、
セールスに関しては浮き沈みを経験したようで、02年にリリースされたこのアルバムは
彼女にとって9年ぶりのオリジナルアルバムで、全米ではインディーズという形で
リリースされたみたいです。
彼女の歌の魅力はやわらかいシルクのような、優しい歌声とアコースティックな
サウンドだと思います。派手さはまったくないのですが、人の心にすっと入り込んでくる
歌声で、聴いていると心が安らいで不思議なパワーをもらえます。CDの帯にも
「永遠のナチュラルウーマン」ってあるんですが、まさにその通り!って感じです。
好きな曲はまず、1曲目の「LOVE MAKES THE WORLD」。この曲はタイトルどおり
「愛が地球をまわしている」という大きなラブバラードで、人の痛みも喜びも包み込むような
優しいボーカルがすごく気持ちいい。大きな歌なんだけど、アレンジはわりと軽めに
作られてるので聴きやすい感じ。
2曲目の「YOU CAN DO ANYTHING」はイントロのやわらかなアコースティックギターサウンドが
これまた安らかな気分にさせてくれる1曲。「私だけでなくみんな頑張って生きているんだ」という
当たり前だけど、力強い言葉が印象的で、静かなのにすごくパワーをもらえる曲です。
3曲目の「THE REASON」はもともと、セリーヌ・ディオンに提供した曲なのですが、
それをセルフカヴァーし、さらにセリーヌもレコーディングに参加したという豪華版。
2人のカリスマ歌姫が世代を超えて共演しているのは、なかなか貴重なんじゃないかなぁ。
他にも素晴らしい曲がたくさんあるのですが、オススメの曲はCMでも使われた、「I WASN'T GONNA FALL IN LOVE」、ちょっとヒップなアレンジが面白い「I DON'T KNOW」、そして、
むっちゃロックなアレンジで一番、ノリのいいナンバー「MONDAY WITHOUT YOU」。これも
大好きですねぇ。落ちついた曲が多いので、これが意外性と、楽しさの2つの役割を
果たしてて、とても重要な曲。他にもk.dラングとデュエットしたバラード「AN UNCOMMON LOVE」
もいい(これはストリングスが◎)し、さらにボーナストラックの「BIRTHDAY SONG」も
シンプルながら、生きる喜びを歌ったステキなナンバーになっていて、聴いてると
すごく幸せな気分になれます。
彼女の音楽は現在の音楽シーンにも多大な影響を与えてると思うし、ぜひ
聴いたことのない人はぜひお聴きあれ。長く現役でいて欲しいアーティストです。
- キャロル・キング, ベイビーフェイス, セリーヌ・ディオン
- ラヴ・メイクス・ザ・ワールド