今回はMICHELLE BRANCHのデビューアルバムの紹介です。

今日久しぶりにこのアルバムをラックから出してきて聴いてたんですけど、

デビュー・アルバムとしては非常に完成度が高く聴きやすいポップ・ロックアルバムです。


彼女はアメリカ出身の現在22歳のシンガー・ソングライター。このアルバムは18歳のときにリリースされています。


アルバムの全体的な印象としては、ロックサウンドを中心にしつつも、ごりごりのロックではなく、ポップ寄り。サウンドはちょっと懐かしい感じもするつくりになっています。そこに

芯の強そうな彼女のボーカルが乗っています。

また、サンタナをはじめ、年上の世代のミュージシャンからの人気も絶大な彼女。若いけれども幅広い世代にアピールできる音楽性をもってます。


彼女は世代的なことや、デビューの時期からアヴリル・ラヴィーンとよく比較されますけど、あんまり似てるとは思いません。

彼女のほうが声に深みが感じられます。で、アヴリルのサウンドは結構からっとしてる

アメリカンロック風だけど、彼女はちょっとスウェディッシュっぽい雰囲気もありますね。

メイヤとかザ・コアーズっぽいサウンドもあるし。プロデュースのジョン・シャンクスは

コアーズも手がけてますし、それで近いのかも。


…で、アルバムの曲はボートラも含めて全部で12曲あるんですが、10曲目までの

流れがすごく好きですね。1曲も捨て曲がなくてバーッと聴ける感じ。


一番のオススメは1曲目に収められた、ギターのイントロが印象的な「EVERYWHERE」。この曲の

マイナーロック調のメロディーと、だんだん盛り上がっていくサウンド展開が

好きですね。そして、盛り上がったあとでラスト静かに幕を閉じる構成も◎。


また、「YOU GET ME」は間奏の優しいギターソロが好きですね。曲自体も唯一自分を理解してくれる

恋人への愛情を歌ったスウィートなラブソングです。


他にも、哀愁漂うエモーショナルなボーカルが◎な「ALL YOU WANTED」や、ザ・コアーズっぽい

清涼感あるサビが印象的な「YOU SETME FREE」(この曲をコアーズっぽいと思うのは歌詞の中に

コアーズの名曲「breathless」という言葉が入ってることもあるからかも)、ピアノのサウンドが

印象的で、ちょっとビートルズっぽい「SOMETHING TO SLEEP」(この曲はミシェルの一番の

お気に入りとか…)、個人的にギターとドラムのサウンドが一番カッコイイと思う

「IF ONLY SHE KNEW」、「I'd Rather Be In love」などがオススメ。


彼女は03年に2ndアルバム「ホテル・ペイパー」も出してますが、個人的にはこの1stをオススメします。

次の作品も期待したいです。

ミシェル・ブランチ, ジョン・シャンクス, シェリー・パイケン, アブラ・ムーア, ジェニファー・ハギオ
ザ・スピリット・ルーム