今回はaikoです。彼女に関しては別にすごーくファンってわけでもなく、

ピンポイントで自分の「音楽の琴線」みたいなものをついてくる楽曲がいくつかあって、

それで、たまに聴く感じ。だから僕が持ってる彼女のアルバムは4th「秋 そばにいるよ」と

このアルバムだけなんですけどね。このアルバムの場合「花風」と「三国駅」が大好きで、

もう何度も何度も聴いてしまいます。他の曲も含めて、この人はポップなメロディーを作ることに

長けてますね。しかも、結構手が込んでて、まさに職人!って感じがしてます。


このアルバムの1曲目「青い光」はいいですねぇ。愛することの純粋な気持ちを、透明感あふれる

ボーカルとサウンドで仕上げたピアノバラードですが、この曲のはかなくも強い感じがすごく

好き。アルバムの1曲目でポップなナンバーを持ってくるんではなく、こういうバラードを持ってくるのも

こだわりを感じるし、彼女のボーカルもいい味出してる。


そして2曲目以降はポップなaikoが全開になります。古きアメリカンジャズ風なテイストも漂う

「恋人同士」は、彼氏の気持ちになる不安を覚える女の子の気持ちを歌ったかわいいナンバー

だし、「かばん」は恋人を好きで好きでたまらない気持ちを歌ってたり、別れても好きな人のことを

歌った「明日はいつも通りに」など、女の子の気持ちを映し出したナンバーが並んでます。


ただ、いつもそうなんだけど、彼女の歌って、ラブソングが多いので、男にとっては

感情移入しやすいとは言いがたい、わからない曲があるというのも正直なところ。

彼女って僕と一歳しか違わないので、ラブソングだけじゃない世界、の歌も

ぜひ聴いてみたい。世代的に思うこととか、ね。聴きたいです。


一番のオススメは「花風」。あのダン、ダン、ダン…っていうピアノのイントロを聴いたらわくわくします。

設定自体は寂しいものなんですけど、前向きに進もうとする詞の主人公の爽やかな生き方と、

それをよくあらわすaikoのかわいく伸びやかな声とポップなメロディーがすごく好き。

あとは、「三国駅」もいいですね。好きな人を思いつつも、何故か焦ってしまう気持ちと、かわらない

小さな町の風景を絡めた詞の設定が、リアルでいい。ただ、「煮詰まる」っていう言葉の使い方を

間違えてます、aikoさんそこが残念。


他にオススメはラストに収められたシンプルなサウンドの「星物語」、ロックな「恋の涙」、

「そぉぉぉらのようにぃぃ」という歌いだしがユニークな「Smooch!」です。

余談ですが、ここには載ってませんが、初回盤のジャケットの彼女が頭にツノを

乗っけてる写真はとてもかわいいです。

aiko, 島田昌典, 吉俣良
夢の中のまっすぐな道