今回はカナダ出身のシンガーソングライター、Daniel Powterのデビューアルバムの

紹介です。


彼のシングル「Bad Day」は現在日本のFMでも人気急上昇中なので、聴いたことの

ある人も多いかもしれません。また、イギリス・フランスなどのヨーロッパ圏では

すでに昨年から大ヒットとなっているようです。


彼は現在35歳。10代からデビューして活躍するアーティストが多い中、かなり遅咲きの

デビューですが、それだけに大人の歌が歌える最近では珍しい歌い手さんかもしれません。

ちなみになかなかのイケメンさんです。


彼は自らが奏でるキーボードからのピアノサウンドをベースに、ちょっとハスキーで高いソウルフルな

ボーカルで、孤独や悲しみ、そして希望を歌っています。基本的には無駄な飾りを省いた

生楽器のサウンドがメインで、詞やボーカルが耳にすっと入ってくるようなシンプルな作品が

数多く収録されています。


特に「Bad Day」は国内盤の邦題サブタイトルに「ついてない日の応援歌」とつけられただけあって、

詞も「うまくいかない日はあるけれども、今日はたまたまついてなかっただけだよ」

という、さりげなくも優しい歌になってます。この詞には「今日はついてなかっただけ

じゃないか。あとは、また頑張るのも、へこたれてしまうのも君次第だよ」という意味が

こめられてるんだと思います。

人はしんどい思いをしているときに、ひたすらに「頑張れ頑張れ」言われても、ストレスや

プレッシャーになるだけだけど、こんな風に、軽くポンと肩を

押してくれるような優しさがいいです。


オススメの曲は先述の「bad day」のほかに、アルバムのオープニング・ナンバー「Song6」、

美メロバラード「Free Loop」、打って変わって力強いロックサウンドに乗せてソウルフルなハイトーン

ボーカルが炸裂する「Suspect」、ドラッグに頼っている男のことを歌ってると思われる「Jimmy Gets High」、恋に破れ、抜け殻になったさまを歌った寂しいバラード「Styrofoam」、国内盤の

ボーナストラック「stupid like this」。


曲数もボートラいれて、11曲と最近の洋楽アルバムでは少ないほうではありますが、

これ位のほうが疲れず聴けるかも。明るい曲はびっくりするくらい少ないですけど、

聴いてると心が落ち着く一枚でした。

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