アジアを中心に絶大な人気を誇るsweetboxのニューアルバムです。
発売前から収録曲の「Addicted」がSUBARUレガシーのCMソングで、ガンガンオンエアされて
話題になってるんで、このアルバム楽しみに待ってました。
彼らの特徴といえばクラシックとポップスをクロスオーバーさせた音楽で、
今作も先述の「Addicted」はヴィヴァルディの組曲「四季」から「冬」をイントロやサビで
使ってるし、「Here Comes The Sun」ではバッハの「無伴奏チェロ組曲第1番ト長調」を
使っています。こういう曲は耳なじみがあるけど、そういう曲がヒップホップやロックのテイストに
生まれ変わって、新しい感覚で聴くことが出来ます。
基本的には前作までの路線と大きなないんですが、これまではヒップホップやR&Bの要素が強い曲が多かったのですが、今回は少しロックテイストの曲が増えたのが特徴かな。
また、アルバムの全14曲中、5曲が浜崎あゆみに提供した曲のセルフカバーということも
大きな話題のひとつ。まぁ、彼らは以前もなぜか、提供曲でもないのに倖田來未の「Real Emotion」や「1000の言葉」をカヴァーしたこともあったほどなので、avex内での「資源の有効活用」を
しているって事かもしれません
。
アルバムは荘厳なイントロからデジタルポップへとテンポアップしていく「Graceland」からスタート。そして2曲目「Addicted」へ。バイオリンのハイテンションでエモーショナルな響きと、程よくクールなヒップホップのアレンジがGOOD。
続く、「Here Comes The Sun」はSWEETBOXの王道的な曲の展開で、かつての名曲「Everything 's Gonna Be Alright」とかが好きな人にもオススメ。詞も前向きだし、チェロの音色も心地よくてよいと思います。
浜崎あゆみのセルフカバーものも、そんなに悪くはないんじゃないでしょうか?
いいなと思ったのは、浜崎の「rainy day」のカヴァーの「Every Step」。落ちついたサウンドと、
オルゴールの音色、哀愁漂う系のジェイドの歌いまわしがすごく好きです。あと、「Bold&Delicious」
については、浜崎版は声量ないのに力んで歌ってちょっと無理しちゃったなぁ…って思ってたんですが、
ジェイド版は浜崎よりは、力を抜いて歌ってる感じ。でもちゃんとロックしてます。ただ、「ヤヤヤヤガガガガダダダダ~
」のフレーズはやっぱり不思議
。そしてこの曲だけ浮き上がって聞こえる。まあ、浜崎Ver.よりは好きでした。「Ladies Night」はグウェン・ステファニーやマドンナを思い出しました。
オススメの曲は「「Addicted」、「Break Down」、なんとなくABBAの「Dancing Queen」やアイリーン・キャラの「Flashdance...What a Feeling」を思い出した綺麗なメロディーの「Dreams」、
高めのボーカルで、前向きな気持ちを歌うポップチューンの「Over&Over」。そして、最後に収められたアコースティックなナンバー「Million Miles」もすごくいいですね。デジタルな響きがメインのサウンドの中で、
アンプラグドなテイストもいいなと思わせる小曲。この曲があってアルバムは静かに幕を閉じます。
この曲のボーカルは一番好きかも。
余談ですがジャケットはかっこいいですね。インナーの写真はまぁ普通の若手女性ボーカルと変わらないけど、ジャケットは好きかも。あと、買う前はさして期待もしてなかったけど、まぁまぁそれなりに
楽しめたアルバムでした。ちなみに彼らの一番好きなアルバムは2ndの「クラシファイド」かな。
まぁ、それも気が向いたらいつかレビューします。
- スウィートボックス
- ADDICTED