いま、FMを中心にガンガンとパワープレイされてるのが、この人、ネイト・ジェームス。
今日は彼の1stアルバムの紹介です。
彼は英国出身の現在26歳。ジャケット写真を見ていただければお分かりのように
個性的なアフロ頭ときりっとした顔立ちが印象的な青年です。
それにしてもアフロが似合うなぁ。パパイヤ鈴木や、スキマスイッチの人と並ぶ似合い具合
です。
さてさて、この人の音楽を聴いた第一印象はスタイリッシュ、スマートなR&Bだなぁという事です。
アメリカのR&Bに比べてイギリス出身のアーティストのR&Bは結構軽いといいますか、
あんまり黒くなりすぎず、ほどよい黒さが特徴だと思うんですけど、その例にたがわず
彼もまた、わりと軽い感じ。FMによく似合うサウンド。車からこの曲が流れてたらかっこいいなぁ、という
世界だと思います。聴いてても別にくどく耳にまとわりつかず、さら~と流れていくような感じで、
それは良くも悪くもあるとは思うんですけど、ファンキーなサウンド構成と、それにフィットした声質が
あるので、そこがポイントかなぁ。
アルバムは、ダリル・ホール&ジョン・オーツの代表曲「プライベート・アイズ」に似た雰囲気の
ソウルナンバー「Said I'd Show you」からスタート。カッコイイですよ、これ。続く、「The Message」は
「最近の音楽って何かおかしい。イマイチ共感できる曲がない…最近の音楽は一体どうなってるの?」
っていう詞がストレートで興味深いダンスナンバー。特に「my message to people
」の部分の歌い回しが非常にソウルフルで好き。そのほかの「Universal」しかり、「I Don't Wanna Fight」しかり、
詞は非常にストレートで自然体ですね。あんまり飾らずに等身大の26歳の男の気持ちを表してて、
そこはすごくリアルだと思います。
オススメナンバーは「Said I'd Show you」、「Get This Right」、新人女性シンガーカーメン・リースをフィーチャリングした「Funky Love」(この曲の、女性との掛け合いの部分の雰囲気が誰かの曲に似てて、とっても引っかかってるんだけど思い出せない
)、アン・ヴォーグのドーン・ロビンソンと共演したややロックっぽい「I'll Decline」、イントロが好きな「Can't Stop」など。
このアルバム、1stなのに非常に完成度が高くて、サウンドもキャッチーなんですが、欲を言えばもっと
「はみ出た」サウンドもあってもいいかなぁ。なんか、ライトソウルミュージックのお手本みたいで、
ソツがないといえばないんだけど、強烈な個性には欠けるような。そういう意味ではファンキー度が
UPする12曲目の「Shake Out」や、ちょっとラテンチックな「Groove Talkin'」(これは日本盤のみのボートラ)は、他の曲とは違う色を見せてるので、今後はこういう部分も広げていくとより魅力的かも
しれませんね。
- ネイト・ジェームス, カーメン・リース
- セット・ザ・トーン