このアルバムはジュディマリが2000年に発売したベスト盤です。
今月、これに追加で4曲加え、リマスタリングも施した「COMPLETE BEST ALBUM『FRESH』」も発売され、チャート1位を狙えそうな勢いですね。また、間もなく公開の映画「シムソンズ」の主題歌に「BLUE TEARS」、挿入歌に「小さな頃から」が選ばれるなどいま、再び脚光を浴びてますね。5年前に
解散したバンドなのに今でも、ファンが彼らの音楽を大好きだということなんでしょうね。
僕は、今回のコンプリート盤ではなく、00年発売のオリジナルヴァージョンの方を、ブックオフで
1000円で手に入れたんですけど、聴いてると独特のキラキラ感というか、みずみずしい感じが
全編に漂って、懐かしいです。10代後半から20代の半ばまでの人なら誰でもわかる恋のときめきや
青春の痛みなどを、ポップなメロディーでうまく表現していて、数々の曲が大ヒットして、その後
数々のフォロワーを生み出しましたが、結局彼らをしのぐグループは現れませんでした。
だからこそ、今またこうして注目を集めてるんでしょうね。
彼らの魅力は、YUKIの書く純粋な詞と個性的なボーカルスタイル、そしてキャッチーながらも、グラム・ロック、ハード・ロック、パンクなどメンバーの好きな音楽の世界をうまくミックスしたサウンドで、単なるポップバンドになっていないところだと思います。
ただ、彼らのバンド結成のいきさつは、過去に別々のバンドを経験した恩田・五十嵐・TAKUYAと、ジュディマリが初のプロ活動となるYUKIによるいわば、「寄せ集め」からスタートしたらしく、音楽性等で
いろいろとぶつかり合うことも多々あったみたいですね。彼らはバンド結成から、別に「友達」だったわけでもなく、実際仲もそんなによくなかったらしい
し、再結成とかは難しいと思いますが、
このベスト盤、そんな関係なんて見えないほど、素晴らしい楽曲ぞろいです。聴いたことのない人は、
再注目されているいま、ぜひチェックしてみてはいかがでしょう。
オススメはマイナーメロディーの悲しい失恋ナンバー「DAYDREAM」、彼らを一躍有名にした
POPナンバー「Over Drive」、「そばかす」、イントロの楽しいパンキッシュの雰囲気が好きな
「Hello! Orange Sunshine」など。
- JUDY AND MARY, YUKI, Tack and Yukky
- FRESH