今回は柴田淳の紹介。

タイトルでも書いたけど、このアルバムは文字通り「シングルコレクション」なんで、

オリジナルアルバムではないんだけど、どうしても紹介したくて…。


実は僕、柴田淳って名前だけは知ってたんだけど、このベストが出た昨年の秋まで、曲はほとんど聴いたことがなくて、「綺麗な人だなぁ。だけど暗い歌が多いのかな?」くらいの認識しかなかった。


でも、いつもよくいく音楽サイトで全シングルの試聴をしてみて、その詞の人間臭さにすごく共感してしまった。誰しも大人になるにつれて、幼い頃に描いていた夢の難しさに立ち止まったり、あきらめてしまったりすることもあると思います。彼女はそんな立ち止まってしまった人を優しく強く包んでくれるような、凛とした声が魅力。このアルバムで彼女のファンになりました


あと、詞に物語性があるのですごく情景が目に浮かびやすいんです。

たとえば、「コーヒーに月と星を浮かべて『おいしいね』と笑って 夜空を全部飲み干したら あなたも消えた」(「月光浴」)などはその最たるもので、彼女のエモーショナルなボーカルとあいまって、

ドラマの一場面がぱーんと浮かぶような。


曲調的には、ピアノをメインにしたバラードが主体。辛島美登里風?そんな感じが好きな人にはドンピシャですけども。

でも、今の時代、なぜかこういうオーソドックスな女性ボーカルってそんなに大売れはしないんですよね

彼女自身はオリジナルアルバムでトップ10付近までいける人気はあるんだけど、もっとたくさん売れて欲しい。売れることがすべてじゃないけど、彼女を知って欲しい。今流行ってるどの女性ボーカルとも

タイプは違うとは思いますけど、最近の流行に飽きた人は聴いてみるのもいいかも。

大人の鑑賞にも堪えうる音楽です。


このシングルベストは残念ながらオリジナルアルバムよりも売れなかったみたいだけど、ちょっとでも興味のある人はいい取っ掛かりになると思うので。ぜひ。


オススメは「月光浴」「それでも来た道」「ため息」。


柴田淳, 澤近泰輔, 坂本昌之
Single Collection