今日は本田美奈子さんの話題。

先日もテレビで追悼ドキュメントをしていて、見たりしてました。


この作品は彼女がなくなってから、すぐ購入しました。

というのも、亡くなる少し前、何とは無しにCD屋で試聴して

気になっていたから。そして、その後、訃報を聞いてから、「やっぱり聴きたい」と思って

買ったアルバムです。


作品の中身は「白鳥」「新世界」などクラシックの名曲に日本語の詞をつけたものが

中心なんですが、聴いていてその歌声の優しさ、日本語の優しさにじーんとなることが

多々あります。


オススメは「新世界」。彼女のつけた日本語詞がすばらしいんです。

冒頭の「時は待たず過ぎてゆく 悲しいときもとまらずに/過ぎ行く日々刻むなら

笑い合える喜びを」を聴くだけで、彼女の人生と照らし合わせてしまって

悲しいながらも、感銘を受けてしまいます(この曲を制作されたときは、病気には

なっておられなかったのですが、運命的なものを感じて)。


その他、ルイ・アームストロングの名曲に日本語詞がついた「この素晴らしき

世界」や、「風のくちづけ」などオススメです。ライトクラシックのソプラノ唱法なんで

苦手な人もいるかもしれないけど、もしよければ聴いてみて欲しい一枚。


なお、このアルバムは昨年に出たものだけど、最近特に注目されてるのは、遺作となった

ミニアルバム「アメイジング・グレイス」の方なんで、先に「アメイジング…」を聴いてみて、

彼女の世界に共鳴できたら、この「時」を聴いてみるのもいいかもです。


余談ですが、先日放送していた彼女の追悼特番は、ちょっと物足りなかったかなぁ。

彼女の優しい人柄を伝えるには少しエピソードが足りなかったし、

それにせっかく二時間も取ってたんだから彼女の音楽をBGMで流すなり、ライブ画像をたくさん

流すなり、彼女の歌の世界を伝えて欲しかったかな。病床の歌声もそれはそれで素晴らしかったんで

良かったんですけどね。


ともあれ、このアルバムを聴くとホントに惜しい人を亡くしたことを実感します。

本田美奈子., 井上鑑, サン=サーンス, 青井陽治, プッチーニ, ハマースタイン2世, ロジャース, ローゼンマン, N.ロータ