・体の変更
・諸手取り呼吸法
・坐り技 正面打ち一教 表、裏
・正面打ち一教 表、裏
・正面打ち五教
・坐り技 呼吸法
坐り技に続いて、立ち技で一教。
坐り技は下に崩さないが、立ち技は下に崩す。
工学部の2年女子にリラックスして一教をかけた。
崩した形をイメージし、ほとんど力は入れなかった。
すると自分でも驚くほど、相手が恐ろしいスピードで崩されていた。
身体が先で、頭が付いてこないような感じ。
技が相手によく効くというのは、このようにリラックスして力が抜けた時なのである。
それが意識的にできたら、私の合気道はもう一段階進化するはずである。
これは「力」「筋力」「体格」とは全く別の次元のものである。
「岩間スタイルは結局『力』だから」
という声が聞こえる事があるが、それは武道に必要な力が備わっていない人の言い訳。
私の身体は、トレーニングマシンやサプリメントで作ったものではない。
日々の稽古と、普通の食事で作ったものである。
決してボディビルダーの身体ではない。
むしろ力士のように、脂肪の下に分厚い筋肉の層がある身体である。
そうやってまずはしっかりした身体を作り、十分に力をつけ、型を繰り返して稽古し、やがて力を使わなくても技が効くようになり、だんだん身体が小さくなる。
それが合気道家の自然な流れじゃないかな。