・受け身
・送り足、歩み足
・交差取りで片手取り
・片手取り隅落とし
・膝行
・相手の小手を取る
・交差取り小手返し
学校合気道指導者講習会の初日。
いきなり実技から開始である。
全国から集まった教員や外部指導者など、約60名。
そのうち1/4は合気道未経験。
本部道場指導部の鈴木孝次郎五段による指導。
とにかくケガをさせないこと。
やりたくて来ている子はいいけれども、いやいや来ている子もいる。
そういう子にケガをさせてしまうと、授業として成立しないし、
合気道そのものが嫌いになってしまう。
だから受け身は真後ろにそっと転がす。
投げるというよりは転がってもらう感じ。
崩しはない。当身もない。技は裏技だけ。
受け身が取りやすいように、技は若干変えてある。
武道としての善し悪しではない。
授業として成立させる必要な事なのである。
学校の先生が授業を行うというのが、いかに大変かがよく分かった。
そして学校の授業として合気道を取り入れる際のポイントがよく分かったと思う。