戦国武将4戦国時代に中国地方のほぼ全域を支配した名将,毛利元就がいまわの際,枕頭に三人の息子,隆元,元春,隆景を呼び寄せた際のエピソードである。 あらかじめ用意しておいた三本の矢のうち,一本を隆元に渡すとこう言った。「その一本の矢を折ってみよ。」 隆元は難なくこれを折った。 続いて元就は言った。「では三本まとめて折ってみよ。」 隆元はこう言った。「父上,一本足りませぬ。」 「・・・不覚」 こういい残して,元就は75年の生涯を閉じたという。