今年59回目,通算114回目の稽古。
(子供クラス)
・2年生1名,3年生1名,5年生2名
・体の変向
・諸手取り呼吸法
・交差取り 一教 表
・交差取り 入り身投げ
・交差取り 脱出
(一般クラス)
・とほほ1名
・体の変向,氣の流れ,変化
・諸手取り呼吸法
・片手取り呼吸投げ 固体,流体,気体
・坐り技呼吸法
「何をやりたい?」
諸手でボロボロになったのんぶに問いかける。
「普段基本技しかやらないので,普段やらない技を・・・」
ほほ~っ,つまり応用技って事か。
「じゃぁ基本技である片手取り呼吸投げから行ってみるか。」
固体。相手と同じ半身になりつつ,一旦相手を下に崩し,丸く導く。
丸がイメージできるかどうかがポイント。
流体。体捌きはある程度端折るが,丸く導く事に変わりはない。
肩が相手の肩の前にある状態が怖い。
気体。相手が掴もうと思ったその気起こりに合わせる。
大先生の写真はまさにこの状態。
固体で悩み始めるのんぶ。
丸く導くというのがどうにも苦手。
丸といっても,所々直線になっているのだから,効かなくて当たり前。
「これ,基本技だよな?」
「そ,そうっすね」
時々冷やかしながらも稽古を続ける。
どうにか固体がサマになってきたので,流体に移る。
掴みに来た瞬間に,丸く合わせる。
流体でも悩み始めるのんぶ。
固体は一旦相手と同じ半身になってから,腰を切って投げる。
流体の場合,相手と同じ半身になるプロセスは省略し,
腰を切りながら丸く入り,投げる。
もちろん,固体の動きが身に付いた上での流体である。
投げの直前で一旦停止。
私が投げると,のんぶは完全にのけぞり,投げられるのを待つばかり。
のんぶが投げると,私は身体は安定していて,投げを堪える事ができる。
その違いは,立つ位置の違い。
のんぶを左半身で立たせる。
その横に同じ左半身で立つ。
のんぶの左肩の前に,私の右肩が密着している。
この状態では,のんぶは私の投げを堪える事ができない。
投げにはさほど力を要しない。
私が若干前に出る。肩の間に距離ができる。
この状態では,のんぶは堪えられる。
投げにもかなりの力を要する。
流れの中で,立つ位置を上手に取る事ができれば良いのだが,これがなかなか難しい。
固体,すなわち固い稽古がしっかりと出来ていないと,流体は難しい。
流れの稽古は参段以上。
この格言をナメてはいけない。