スズキの軽トラ(四駆)です。
スピードメータが全然上がらないとの事で入庫となりました。
真っ先に車速センサを疑い,部品を交換したのですが,症状改善せず。
???と思いディーラに電話した所,真っ先に「トランスファの中にあるギアを点検して下さい」と。
アドバイスに従い,トランスファの蓋を開けてみました。
ん~,別に異常はなさそう・・・だが・・・。
ん?このリングギアって空回りしてていいの???
原因はこのリングギア。
車速センサーは,回転するリングギアの歯に磁石を近づけて,回転のパルスを検出します。
しかしいくらセンサが正常でも,リングギアが空回りしていては車速が正常に検出できるはずもなく・・・。
新品にはスプラインが切ってあります。
違う角度から。
きれいにスプラインが削れてなくなっています。
ダメリングギアを見た時,最初はどこが悪いのか全く分かりませんでした。
それだけキレイに削れていたのです。
そういえば,ギアオイルの中に銀色の鉄粉が見えたっけ。
スズキのディーラの回答の早かったし,
部品屋さんから部品が届くのも早かった。
つまり「よく起こる故障」「よく出る部品」という事ですね。
交換後,無事スピードメータが動いてくれました。




