・・・つづき。
稽古後はいよいよ鍋と酒。
これも楽しみの一つ。
今回の目玉は,内田さん手作りのポン酢。
お弟子さんから「すだち」を,使い切れない程沢山頂いたそうで,さてどうしようかと考えた挙句,ポン酢を作る事にしたとの事。
昆布をお酒で煮詰め,しょうゆ,酢,酢だち,その他を入れて作られたそうで,私もお土産に500mlペットボトルで1本分を頂いた。
大根おろしを大量に作り,ネギを加え,ポン酢をかけたタレで鍋を頂く。
うむ。
「美味い。これは何という食べ物ですか?」
お約束のボケが思わず出てしまう。
飲み,喰う。
合氣道談義に華が咲く。
ビール缶が林立する。
鍋の中身がなくなれば,うどんを入れる。
さらに飲み,喰う。
美味い。
何とも美味い。
岩間の食堂で,斎藤先生にうどんをご馳走になった,あの感覚である。
毎度毎度,ここまでして頂いて,本当にありがたいと思う。
一区切りついて,いよいよのんぶまつりの開始である。
時間は夜の11時。坂谷さんがバスに乗る頃である。
「あ~坂谷さん,のんぶが呼び捨てにしてましたよ」
必死で否定するのんぶ。
だがその場にいる人が,何の打ち合わせもなしに見事に口裏を合わせるものだから,真実味が増す。
まさにアウェイ。
のんぶ不利。
「さっ,坂谷さん,俺呼び捨てになんかしてないっすよ」
「ふ~ん,よく分かったよ。じゃぁ」
冷たく電話を切られる。
あ~あ。
だが誰も慰めない。
さらにいじられ続ける。
全くいいキャラである。
話は何故か「鈴■」(一部伏字)の話題に。
「えっ,『■口』(一部伏字)って何ですか?」
おおっ,学生さんでしょうか。
ウブだねぇ。
若いねぇ。
こういう人に世の中の理(ことわり)を教えるのは,我々大人の男の役目。
「うん,帰ったらね,『鈴■』検索してみるといいよ。」
あまり下ネタに走っていい場ではない事は十分に心得ている。
だからやんわりと教えておいた。
「あ,それなら今携帯で検索できます」
・・・ああっ,十分に心得ていたはずなのに。
「うんうん,それじゃあね,『鈴■』と『チロチロ』で検索してごらん」
・・・やっちゃった。
「ばっ,ばかやろ!!」
内田さんにひっぱたかれる。
これも岡山恒例。
「鈴木さん,いよいよ本領発揮ですか?」
山本さんもそれを見ながらニヤニヤ。
そして私の言う通りに検索する学生。
もちろん,ソレ系のサイトが多数ヒット。
最も適切なリンク先を選び,学生に見せる。
うんうん,また一つ勉強になったね。
皆で回し読みしながらニヤニヤ。
「そのサイト,携帯のブックマークに入れときましょう。」
皆でワハハハと笑う。
「直会のスピーチではな,下ネタに走るなよ」
内田さんに厳しく釘を刺される。
・・・十分に心得ております。
そんなこんなで,夜中の3時まで宴は続いた。
後片付けの最中も巌さんと諸手。
一眠りすれば合同稽古だ。
布団にもぐると,たちまち眠りについた。
・・・つづく。
お楽しみの鳥鍋。
特製おろしポン酢で頂く。
どれどれ・・・
おっ・・・
ん,んま~い!!
嗚呼,言葉にならない。
ビール缶が林立
後片付けをしているすぐ横で諸手開始
投げる
掴む。「うほっ」
崩される









