宮城野35回目の稽古。
(子供クラス)
・1年生1名,2年生1名,4年生1名,6年生1名
・体の変向
・諸手取り呼吸法
・片手取り一教表
・片手取り 回転投げの体捌き(内回り,外回り)
・杖6の素振り
・エイヤー
「武器をまたぐな」
本日2回注意した。
武器は人を殺す道具。
そして自分の命を守る道具。
命に係わる道具をまたいではいけない。
もちろんグリグリ発動。
「稽古がはじまったら,おふざけはダメな」
これも毎回注意している。
すると必ず「あの子がねぇ,ふざけてたよ」と「告げ口」が始まる。
告げ口するのは大嫌い。
告げ口するなぞ,稽古中に技を見ていない証拠。
もちろん「告げ口」した子に対してグリグリ発動。
回転投げの体捌きは,片手を掴まれた時の脱出に有効。
私は,「上手に技をかける」よりは「その場を上手に逃れる」事に力を入れている。
捕まって抱え上げられてしまったら,子供はもう逃げるすべはない。
しかし捕まってしまっても,その手を上手に振りほどければ,抱え上げられる前に脱出できる。
もちろん普段から稽古していなければ,いざという時に脱出はできない。
だから稽古するのである。
(一般クラス)
・黒帯1名
・体の変更,氣の流れ
・諸手取り呼吸法
・片手取り呼吸投げ,気の流れ
体の変更は,強い腰を作るのが目的。
それは剣を振り下ろした時の腰。
剣はヘソの高さで水平。
体の変向もヘソの高さで水平。
ただ回ればいいってもんじゃぁない。
頭の中に,先生の理想の動きをイメージする。
その動きに自分なりに再現する。
一番の理想は,もちろん大先生の動きである。
大先生の動きを,柴田先生を通して見る。
だから「柴田先生に動きがそっくり」と言われると,嬉しいのである。