塩釜の稽古に参加。
人数が少ない時は武器技。稽古生の希望で剣対杖の稽古。
・直払い
・返し払い
・回転払い
・剣対杖一~三
本日の稽古相手,緊張していたのだろうか,怖い程真剣な顔で稽古している。
だがこういう時は要注意。気持ちに余裕がない相手との稽古は怪我を招く可能性がある。
「すんごい怖い顔してますよ」と言って笑わせ,緊張がほぐれた所で「こうした方がいいですよ」とアドバイス。
その後遅れて到着の黒帯と組んで稽古。だが武器を通してどうしても「焦り」を感じてしまう(お前もか~)。
まずは焦りを解くのに専念。ようやく焦りが消えた頃には,互いにいい稽古ができるようになっていた。
ふと,ある道場で「先生」と呼ばれている人の事を思い出した。
その「先生」は,相手との実力差があっても手加減せず,結果として相手に怪我をさせる事が多いと言う。
組太刀で相手が壁際まで下がってしまいそれ以上は下がれないのに,さらに遠慮なく打ち込む様を見た時には「何でこんな人が先生なんだろう?」と思ったものである(当然ながら,その「先生」は師範に怒鳴られていたが)。
適度な緊張感は保ちつつも,緊張し過ぎないよう,十分に実力を発揮できるよう導くのが先輩の役目だと思う。
それができない先輩,後輩に実力差を見せ付けたいだけの先輩というのは,要するに気持ちに余裕がないのだろう。
道場で学ぶのは技だけではなく,生き方そのものである。
気持ちに余裕のない先輩は,生き方にも余裕がない。
そんな先輩を見習ってはいけない。