花ふらりミニミニコンサート2006冬 その3 | 武産合氣道 大和/宮城野合氣修練道場 稽古日誌

武産合氣道 大和/宮城野合氣修練道場 稽古日誌

「神奈川県大和市」及び「仙台市宮城野区」にて岩間スタイル合気道を稽古する「大和/宮城野合氣修練道場」道場長鈴木博之のブログ。IT関連、自動車整備、資格試験、震災関連など、様々な情報を提供しています。

そして本番当日。


演奏家の方々を乗せて会場へ。

前夜から降り積もった雪にハンドルを取られる。

客足が鈍らないか?心配するプロデューサ。


バイオリニスト到着。ようやく演奏家が全員出揃う。


スタッフは会場設営や,配布物作成,カメラの準備,雪かきなど。


花ふらりのご好意で,昼食のカレーを頂戴する。

これがまた,本当に美味しい。ついついお代わりしてしまった。


第一部のお客さんが集まり,そして本番。


プロは演奏もさることながら,しゃべりもプロ。

師範や講師の立場から見ても,学ぶことが多かった。


ピアノ兼指揮の佐藤さん。

作曲家のエピソードや楽器の特性などを,上手に聞かせてくれる。

彼が発する言葉で,たちまち観客のレセプターが開く。

年齢は近いはずなのだが,経験を積んだ人特有のオーラを感じる。


ピアノの御園生さん。

音楽家は気難しく,観客は姿勢を崩さず聞かなければならない。そんなイメージは,彼女の「がっはっはっは」という豪快な笑いで吹き飛んでしまう。

そうか,笑っていいんだ。気楽に聴いていいんだ。そう思わせてくれる。

しかし一旦ピアノに向かうと,10本の指が信じられない速さで鍵盤を駆け巡る。

そこから繰り出される音に,摩周湖の透明な深い水に潜った,そんな感覚に包まれる。


メゾソプラノの今泉さん。

媚びない。飾らない。しかし凛として美しい。

その声量に圧倒される。

歌声が胸の奥にズン,と響き,

鼻の奥にジン,と何かが込み上げてくる。

ありきたりの言葉を使うならば,これが「感動」なのだろう。

久々に魂が揺さぶられた。


バイオリンの森口さん。

本番直前の到着でほとんど余裕はなかったはずだが,それでも見事に合わせて魅せてくれた。

弓を操作する右手が信じられない速さと正確さで動き,弦を押さえる左手の指はそれ以上の速さと正確さで迎えている。

弓と弦が触れ合う一点から放たれた音は,バイオリン本体で増幅され,観客の身体をまるでニュートリノのように突き抜けて会場を包み込む。

真摯に演奏に向き合うその姿勢に今後の活躍を見た。


自分の小ささ,汚さが一瞬で浄化されたような,そんな気がした。


演奏家の皆さん,花ふらりの皆さん,プロデューサのM氏,スタッフの皆さん。

ご苦労様でした。そしてありがとう。