仙台は晴れ,時々曇り。
しかし気温は上がらず。一日中寒い。
当然道場も寒い。
寒い道場で一人,鏡の前。
剣の素振り,杖素振り20本,三十一の素振り,十三の素振り。
氣合と共に振る。
少し温まる。
内弟子のタクミ君登場。
早速捕まえて,諸手。
ようやくポカポカ。
学生2名登場。
壮絶な諸手を見て,明らかに引いている。
柴田先生ご登場。
少し話をして,稽古開始。
人数が少ないので,武器技。
学生と組んで剣五,七の合わせ。
武器技の稽古は,体術以上の緊張感を伴う。
正しく受けなければ自分が怪我をする。
正しく打ち込まなければ相手に怪我をさせてしまう。
学生が思い切って打ってこない。
受けるのが怖いのか,目をつぶってしまう。
何度も掌の汗をぬぐっている。
その理由がよく分かる。
剣を構えて相対した時に,かなりのプレッシャーを感じているのだ。
そのため本来の実力を発揮できないでいる。
本人ももどかしい事だろう。
学生をいたぶるのが目的ではない。
先輩の強さを見せ付けるのが目的でもない。
4年間真面目に稽古を続けてきた学生が折角来てくれたのだから,「来てよかった」と思える何かを持ち帰って欲しい。
「合わせ」と「打ち込み」の違い,
「受け」と「決め」の違い,
相手の太刀を弾く感覚,
これらを,時にはゆっくりと動きながら稽古した。
最後にはようやく本来の実力を発揮してくれた。
道場では正面右に座ることが多くなり,自分より先輩がいない状態がしばらく続いている。
自分の稽古ができないように思えるが,教えることもまた自分の稽古。
今日もいい稽古をさせてもらった。