久々の何もない日曜日。当然塩釜へ。
・体の変更
・諸手取り呼吸法
・半身半立ち 片手取り四方投げ
・半身半立ち 両手取り四方投げ
・半身半立ち 片手取り回転投げ内回り
・坐り技呼吸法
半身半立ち 片手取り四方投げ
・脈部を掴んで振りかぶり,相手のもう一方の手による攻撃を防ぐ。
・相手側ではない膝を軸として回る。
・相手側の膝は立てない。
・回り終わった後,軸となった膝を引かない。
・回りにくければ,2段階に分けて回ると良い。
半身半立ち 両手取り四方投げ
・相手の蹴りを防ぐため,膝をドンと立てる。
・同時に脈部を掴む。
・完全に立ち上がってから回る。
・立ち上がりつつ回ると,後ろに引き倒される。
半身半立ち 片手取り回転投げ内回り
・体さばきの際に自分の足が相手の足に当たらぬように動く。
・首を押さえると返される。頭を押さえる。
いずれも,膝行の稽古が大切。
諸手取り呼吸法で投げがすっぽ抜けてしまうとお悩みの女性(小柄)がいたので,近くにいた背が高い黒帯を捕まえ,3人でひたすら自由稽古。
#ちなみに私は身長172cm・・・と聞くとほとんどの人が驚くが。
まず堪えられない角度,次に招き寄せ,そして投げの順番であーでもない,こーでもないと研究。
3人とも身長・体格が違うから面白い。
投げがすっぽ抜けるのは,投げの感覚が掴めていないのが原因と判明。
諸手取り呼吸法の投げは,どうしても後ろへなぎ払うイメージがある。
そのイメージだと一歩後ろへ下がって投げ・・・となるが,
むしろ相手の後ろへ一歩進んで投げるのがより正解に近いと思う。
一歩進んで投げる感覚を,内田さん直伝の裏三角呼吸投げで,
なぎ払う感覚を片手取り呼吸投げで掴んでもらい,再び諸手取りへ。
最後は悩みも解消した模様。
角度を研究したい相手は動けるように掴む。
しかしバリバリ稽古したい相手には強く掴む。
ようやく相手に合わせられるようになってきた。
♪鈴木が渾身の力を込めて掴みます,諸手取り恋歌,どうぞお聴き下さい♪
などと笑いも交えた自由稽古となった。