塩釜で稽古 | 武産合氣道 大和/宮城野合氣修練道場 稽古日誌

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「神奈川県大和市」及び「仙台市宮城野区」にて岩間スタイル合気道を稽古する「大和/宮城野合氣修練道場」道場長鈴木博之のブログ。IT関連、自動車整備、資格試験、震災関連など、様々な情報を提供しています。

久々の何もない日曜日。当然塩釜へ。


・体の変更

・諸手取り呼吸法

・半身半立ち 片手取り四方投げ

・半身半立ち 両手取り四方投げ

・半身半立ち 片手取り回転投げ内回り

・坐り技呼吸法


半身半立ち 片手取り四方投げ

 ・脈部を掴んで振りかぶり,相手のもう一方の手による攻撃を防ぐ。

 ・相手側ではない膝を軸として回る。

 ・相手側の膝は立てない。

 ・回り終わった後,軸となった膝を引かない。

 ・回りにくければ,2段階に分けて回ると良い。


半身半立ち 両手取り四方投げ

 ・相手の蹴りを防ぐため,膝をドンと立てる。

 ・同時に脈部を掴む。

 ・完全に立ち上がってから回る。

 ・立ち上がりつつ回ると,後ろに引き倒される。


半身半立ち 片手取り回転投げ内回り

 ・体さばきの際に自分の足が相手の足に当たらぬように動く。

 ・首を押さえると返される。頭を押さえる。


いずれも,膝行の稽古が大切。


諸手取り呼吸法で投げがすっぽ抜けてしまうとお悩みの女性(小柄)がいたので,近くにいた背が高い黒帯を捕まえ,3人でひたすら自由稽古。


#ちなみに私は身長172cm・・・と聞くとほとんどの人が驚くが。


まず堪えられない角度,次に招き寄せ,そして投げの順番であーでもない,こーでもないと研究。


3人とも身長・体格が違うから面白い。


投げがすっぽ抜けるのは,投げの感覚が掴めていないのが原因と判明。


諸手取り呼吸法の投げは,どうしても後ろへなぎ払うイメージがある。

そのイメージだと一歩後ろへ下がって投げ・・・となるが,

むしろ相手の後ろへ一歩進んで投げるのがより正解に近いと思う。


一歩進んで投げる感覚を,内田さん直伝の裏三角呼吸投げで,

なぎ払う感覚を片手取り呼吸投げで掴んでもらい,再び諸手取りへ。

最後は悩みも解消した模様。


角度を研究したい相手は動けるように掴む。

しかしバリバリ稽古したい相手には強く掴む。


ようやく相手に合わせられるようになってきた。


♪鈴木が渾身の力を込めて掴みます,諸手取り恋歌,どうぞお聴き下さい♪


などと笑いも交えた自由稽古となった。