1年半前に行った時と、景色が変わっていた。
高台がいくつもできている。
ガガガガ、、、というコンベアの大音量が聞こえない。
あ、
大量の土砂を運ぶ、長距離のベルトコンベアがなくなっているんだ。
まだ、まだだが、、、、
人が集う場所にと願う気持ちが、少しずつ現れていると感じた。
もっと厳粛だと思っていたのに、周りが工事車両ばかりで、何だか不思議な気持ちになったようです。
そういえば、ニュースで一本松の保存に多額のお金がかかると言われていたことを思い出しました。
ニュースで見た時は、そんなにお金をかけて、残す必要があるのか、それよりも他のことにお金をかけた方がいいのでは、、、
と思っていました。
でも、目の前に佇む一本松を見て、震災の被害を受けた方が「またここに戻るんだ」
と希望を持てるのではと感じた。
自分が生まれ育ったこの地を想う気持ちや、またみんなが集う場所にと願う想いがここにある。
なぜこの松だけ残ったのか?!
流されてしまった松とは、若干離れたところに位置していて、津波に耐えられるくらいしっかりした根が張っていたのかな。
私たちもこの松のようにしっかり生きよう。

