小学生の頃、九州、大分市に住んでいたことがありまして、なぜか、学校給食や喫茶店にも、名古屋名物のきしめんのような薄い麺のような小麦粉を茹でたものに、砂糖に少々のお塩をまぜたきな粉をまぶしたおやつ(デザート)のみたいなメニューがあるのです。きな粉おはぎの薄い麺バージョンみたいな感じなのです。子供の頃に食べた、懐かしい味。他の地域ではみかけないものね。
「やせうま」というから、ずっと、痩せた馬から、名前が付いたと思っていたら、平安時代に、「八瀬」という乳母が、子供に作った食事(うま)から、名付いたらしいです。歴史がありますね。
今晩、名古屋名物「きしめん」の麺を茹でて、再現してみました。砂糖を少しづつ加えていき、甘すぎないようにきな粉の甘さを調整したので、なかなか美味しかったです。何十年ぶりの懐かしい味でした。ほぼ再現できたので、成功だと思います。
試しに「きしめん」を1玉だけ買ってきたのですが、全部食べてしまったので、また、麺を買って、作るつもりです。簡単だもんね。お皿にきな粉も残ってるし、勿体ないもの。
愛知県では、「きしめん」の麺をどこのスーパーでも、売っているので、大分名物「やせうま」を再現するのは、容易なのです。九州で大分以外では、「やせうま」なんて、全く知らないのですよ。「きしめん」の麺も手に入らないので、小麦粉から、薄く伸ばしたものを自作するしかないですし。
<参考までに、これが愛知名古屋名物「きしめん」です。>
うどんの超平たい麺バージョンで、醤油ベースのだし汁ですね。「きしめん」が美味しいかどうかは、私は、食べてみてもよくわかりませんけど。(笑) まあ、予想通りの味で、普通かな?出汁汁次第ですね。
<私が作った「きしめん」を使った、「やせうま」>
この方法は、結構、いけると思います。「きしめん」の茹で麺の玉を1分程、温める為に茹でて、きな粉をかけるだけで完成です。こちらのほうが、本場の「やせうま」より、美味しいかも?
結構、いけますよ! 麺?の太さと厚さがちょうど良い感じです。
甘いきな粉ですからね。おやつ(お菓子)感覚なのですよ。まあ食事感覚ではないですね。おはぎと同じ感覚です。
<農水省紹介のやせうまの画像>
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歴史・由来・関連行事
練った小麦粉を平たくのばしてゆでたものに、きなこや砂糖をまぶして食す、昔ながらのおやつ。練った小麦粉を麦味噌ベースの汁に入れて食べる「だんご汁」と同様に、大分で親しまれている郷土料理である。生地ののばし方にはコツがあり、熟練者ほど薄く長くのばすことができるという。
「やせうま」の発祥の地は古野(大分県由布市)とされている。平安時代、信仰心の厚い乳母の八瀬(やせ)が、貴族の若君の健やかな成長のために、古野にある妙蓮寺へ参拝に向かった。その道中、お腹がすいた若君が、「八瀬(やせ)、うま(「うま」は幼児期特有の言い方で、食べ物を指す)」といい、その度に八瀬が小麦粉を薄くのばしてきなこをまぶしたものを若君に食べさせたことから、「やせうま」と呼ばれるようになったといわれている。妙蓮寺では、現在でもお盆の行事として「やせうま」がつくられている。
大分県では、古くから畑を基盤とした穀物栽培が営まれており、小麦粉を使った粉食文化が発展した。「やせうま」のほかにも、小麦粉を使った料理は県内各地に浸透している。 -
食習の機会や時季
学校給食や飲食店などでも提供されるほど日常に根づいたものであるが、七夕やお盆のお供え物にもなる。西方浄土に帰る先祖の霊がお供え物をまとめるための紐として、「やせうま」を使うと伝わっている。
<以下、農水省のHPです。>


