発生当初は性的マイノリティの一部の男性だけが感染対象と伝えられていたサル痘。
そのサル痘、日本では4,5件程度の感染報告しかないが、世界では徐々に拡大を続けて猛威を振るっている。
そしてウイルスが変異したのか?幼児を含む数名の子供の感染者まで出ている。
どのような経緯で感染に至ったのか、非常に気になるところである。
情況如何によっては、この先に指数関数的に感染が拡大することも考えられる。
その布石かどうかは分からないが、WHO(世界保健機構)がサル痘の名称を変更することを発表した。
サルに直接関係がないもののサル痘という名称は、サルのイメージを損ね、サルの弾圧、排除にもなりかねないというのが理由のようだ。
猿権(エンケン)侵害に値するということなのだろう。
このようなサルに対する配慮が働いたということは、この先の拡大を示唆しているのではないかと受け取ることもできる。
有益な分析結果とともに早期に収束してもらいたいものだ。