ここ最近では株式市場を観察するより、各国の為替を注視することに時間を割く必要がありそうだ。

 

株式とは比較にならないほどの規模で取引されている為替市場。

 

その市場が各国のインフレ率、国債利率においての振れ幅に伴い、通貨が売買されるのだが、通貨ペアの相手国の景気状況によって、上下幅が非常に大きくなっている。

 

ユーロ圏においては、今冬を前に景気は低調続きでそれを反映したかのようなユーロの動きであり、ドル円に至ってもドル高シフトのチャートでありながら一時的に円高に振れる場面が訪れている。

 

だた、そのボラティリティが少しばかり異常な様相を呈している。

 

欧州、英国、米国は金利を引き上げ、中国、トルコは引き下げ、日本は勿論、黒田総裁が批判の矢面に立ちながら現状維持。

 

各々の国の事情に合った金融政策を市場がどのようにどのように動くのか?エントリーしなくても勉強になりそうだ。