関東に出てきたころに「関西出身なら蕎麦より、うどんなんでしょ」
そのようなことをよく尋ねられたことがあった。
面倒くせ~奴と悟られないよう 「そうですね」と受け答えしていたが、基本的な考えとしては、蕎麦とうどんは全く別物という感覚を抱いている。
立ち食いソバの店などで両方を提供しているから比較対象となることが多いのだろうが、蕎麦はざるそば、もりそばで食べるのが定番であると思っている。
その点、うどんはオールマイティプレイヤーである。
焼うどん、釜揚げうどん、サラダうどんにすき焼きや鍋の締めにも投じる。
コシのあるうどんなどは、おでんに入れても十分においしく味わえる。
自身の中では、そうめんとラーメンほどの違いを感じている。
勿論、風物としての年越しそばでは、決まって天ぷらそばを戴いているが…