先日、国政よりも地方自治で首長として行政に携わる方が増えてきた点に言及したが、ここで穿った見方をすると経済を筆頭にマクロではどうにもならない程に国家の中枢が痛んでいることに気付いたからではないかと…
せめて都道府県単位で自主を確立して地域社会を充実させなければといった使命感に後押しされている知事が居てほしいと信じたいものだ。
データが全てではないことを前提にしてもマクロ経済から派生する歪な思想と愚行な政策により着実に疲弊のベクトルに突き進んでいる。
安全保障においても国防の強化はパワーバランスの観点から必要不可欠であることは相対的指標からも窺い知れる。
しかし安定的財源を確保しなくてはいけないと軽々に増税を口にする短絡的な為政者の神経を疑ってしまう。
日本には今現在で50種にも及ぶ税金があり、消費税を含めた直接税に目を奪われがちだが、食品を輸入して陸路で配送され加工調理されて店舗で料理として提供するに至るまで税、税、税の盛り合わせである。
輸入における関税、運送においてはガソリン1ℓあたり28円超の揮発油税、店舗で料理と一緒にビールでも注文したら酒税、最後に店舗で会計する時に支払われる消費税といった具合だ。
店舗で提供されるまでの各々のコストを含めて最終的な価格が決定されているということは間接的にエンドユーザーである国民が負担しているのである。
よく「抜本的」という表現が用いられるが、それこそ税制の抜本的な見直しが必要なのだが不思議なことにパンドラの箱と化してしまっている。
ということで今回をもってブログを不定期更新にさせていただき、ミクロの活動で成果を上げれるようにデータの収集に取り組んでいくことにします。