年、多くの人々を悩ます『アトピー性皮膚炎』。


以前は幼児期に発症し、成人になると自然に治っていくという症状でした。

しかし最近では、成人になっても症状が引かなかったり、
年を取ってから発症するという事例も多くなってきています。

そして、近年の研究でアトピーは「冷え」とも大きく関係していることがわかってきています。


その理由を結論から言えば、
冷えは身体の免疫機能を低下させるからです。


例えば、
「風邪」は寒いところにいたりするとかかりますね。
これは、身体が冷えて免疫力が低下するためです。


同じように、身体が冷えるとアトピーを抑える免疫機能も低下します。
つまり、アトピーを引き起こしやすくします。


そこで、冷えを改善し免疫力をアップさせるには、
身体を温める必要があります。


厚着をすることや、ぬるめのお風呂に長時間入るなど工夫できますが、
「食べ物」によっても冷えを防止できます。

今回はアトピーを改善するために身体を温める食べ物について見ていきます。



〈アトピー改善のための食べ物〉
アトピーの方の冷えには、
「陽性」や「中庸」の食べ物を摂ることをお勧めします。


食べ物には陽性と陰性、そして中庸の食べ物に分類できます。
食べ分けることでいろんな効果が期待できます。

それぞれについて例を挙げて見ていきましょう。


陽性の食べ物の特徴
 寒い季節にできるもの、土の中にできるもの、背が低いもの、形が丸いもの、赤やオレンジなどの暖色系、小さいもの、水分が少ないもの、苦いもの、しょっぱいもの
→ゴマ、梅干し、塩、炒り玄米、漬物、ウニ、イカの塩辛、白身魚、ごぼうなど


陰性の食べ物の特徴
 暑い季節にできるもの、葉のもの、形が細長いもの、白・緑・紫などの寒色系、大きいもの、水分が多いもの、甘い・辛い・酸っぱいもの
→ナス、トマト、ピーマン、サツマイモ、スイカ、バナナ、パイナップル、パン、化学調味料、豆乳、砂糖など


中庸の食べ物
→玄米、小豆、小松菜、ネギ、大根、海藻、高野豆腐、栗、リンゴなど


このように分類できます。




アトピーの方が陽性の食べ物を摂るメリットとして、「野菜」で見てみます。

野菜には大きく、
夏に収穫できる「夏野菜」と
冬に収穫できる「冬野菜」があります。

野菜をとることで、いろんな効果が期待できますが、
基本的にはそれぞれ、

夏野菜→体温を下げてくれる働き
冬野菜→体を温めてくれる働き

をしてくれます。

陽性の食べ物の中には冬収穫できる野菜がたくさん属しているため、
体を温めてくれる効果が期待できます。そして、免疫を高めてくれます。


このように、他の食品も身体を温める食品 と 身体を冷める食品があります。



また、中庸の食べ物は陰陽のバランスを取ってくれます。

特に優秀な中庸食品は「玄米」です。

一般的に食べられている「白米」は、大切な栄養の部分がほとんどそぎと取られています。

玄米には、
たんぱく質、脂質、糖質、灰分、カルシウム、鉄、ナトリウム、カリウム、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、マグネシウム、フィチン酸、亜鉛、マンガン 

など多くの栄養が豊富に含まれています。

これらは腸内環境や必要な栄養バランスを整えてくれます。


ですから、アトピー性皮膚炎の方は陽性や中性の食べ物を取り、
冷えや栄養不足の状態から抜け出しましょう!




アトピーになると外見や症状から自分の身体に失望してしまうかもしれません。 
ですが、もっとかわいがってあげることがとても大切です。

一番の治癒方法は自分の身体を知り、アトピーを知り、改善に向けて生活を変えていくことです。




以上です。
お読みいただきありがとうございました!m(_ _)m







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笛木紀子著
自分の力でアトピーが消えた!/講談社