面接は午後から。


緊張しつつ向かう。


駐車場のすぐそばで、訪問介護時代の同僚とばったり。


車ですれ違いざま、お互いが窓を開ける。



パートで採用されたとのこと。


え…面接したらそのまま結果が解るの?



一度面談してもらってたから、今日のは形上の面接だと言っていた。



建物内に入ると、男性がフロアで立ち話をしていた。


すぐに気づいてくれ、2Fに案内される。



その方は事務長で、会議室の様なところに通され、中には管理者と理事長が座っていた。



履歴書を見て、理事長が以前働いていた地域だったこともあり、ローカルな話で盛り上がった後、管理者より、今まで介護の仕事をしてきた中で、何を一番大切にしてきましたか?という質問をされ、「寄り添うこと」を大切にしてきました。と答える。



色んな障害、不自由な暮らし、家族関係、環境因子の違いなど、様々な生き方をしてきた人生の先輩達。


人それぞれに、大切にしてきたことが違うはず。


それをできる限り理解し、身体だけではなく、心にも寄り添い、一緒に考えていくことが、若い人達に比べると、これからの人生が短いであろう人達がどれだけ満足して最後を迎えられるのか。
そこに寄り添っていきたいと思います。


そして、管理者より「理事長何かありますか?」


理事長「いや、もう無いな~」


管理者「え…地元の話で終わっていいの?」


と、やり取りがあり、「うーん。ていうかもう仲間って事で。」


「え…?そんなあっさり答えていいの?」


と驚きを隠せなかったが、即採用となる。


間髪入れずに事務長より、今後の給与形態などの話を具体的にされ、退室。



正式には4月1日から、ただ日曜日なため2日に入社式を行いますので、追って書類など送らせて頂きます。


と、ほんとにあっけなく採用が決まる。



わーい«٩(*´꒳`*)۶»



3~4日して書類が届き、雇用条件や、給与形態が記されたものや、必要書類が書いてあるものまで入っており、私も慌ただしくなってきた。



楽しみ半分、不安も半分?



とにかく頑張ろうと思う。
ある日、ハロワからの就職斡旋の手紙が届く。


いつもは介護士としての仕事が主に紹介されていたが、今回はケアマネ試験に合格した人や、更新する時に受ける研修があって、それを支援する仕事。



ちょっと面白そう…と思ってしまった。



ホントは、春からオープン予定の特養の求人に応募しようと思ってたけど、1回介護じゃない仕事もチャレンジしてみていいよね?


ハロワに行き、手続きを取る。



履歴書の書き方、職歴書の書き方にダメ出しが募り、折れそうになりながらも書き直す。


そして提出…ん?


採用担当者、友達の義理兄だ!


夜中の1時を回っていたにも関わらずテンションMAX!!!


翌朝、失礼がない時間帯になるのを待ち、その友達にLINEを送る。


すぐに返事が来て、電話する。


聞いてくれるとの事だったが、やっぱりそうは上手くいかず、不採用となる。



やっぱりダメか~



頭ん中を切り替えて、前に考えてた特養の求人票を見て、気持ちを入れる。



ハロワにて、手続き(紹介状など)して頂き、あとは作文!



「命」or「大切にしていること」



400字詰め原稿用紙1枚程度



どちらも書いてみた。



多分、大切にしていることがいいんじゃないかな…って思ったけど、両方をハロワの人に見ていただく。


予想通り、大切にしていることがいいのではないかと言われた。



人と人との関わり



繋がり



その人の思い(背景)


寄り添う気持ち



今まで生きてきた中で、どれも私にとっては大切にしてきた。


出会い、子育て、関わり、仕事。


どの場面でも、そこを大切にしてきたから、今がある。



これからもそれは、変わらないし、寄り添う事を大事していきたいと思っている。


履歴書を出してすぐに(数日後)、職場から連絡がある。


面談日が決まる。
医大から電話があり、12月11日(月)から入院、13日~15日の3日間脳波のモニターを付けて波形を見る予定だと話がある。


その頃私は、ハロワの職業訓練の1つとして、パソコン教室を選択し、希望を出したかった。


ただ、試験日と入院する日が重なっていたため、ハロワで相談したり、どうしたら一番良いのかを考えていた。


結局、病院にも聞いてみたら、入院日と検査日の間、12日は何も無いので、入院する日を一日遅らせても問題ないよとなり、1日入院は遅くなった。


本人は、初めての入院、嫌で嫌でとても不機嫌な日々を送っていた。


入院日、緊張しつつ到着。


夕食が来る頃まで付き添ってみた。


基本、保護者がつかなくても良いのだが、長期モニターを付けてる間は、保護者も一緒に寝泊まりしなくてはならない。


明日また来るねと言い帰宅。


翌日から私も泊まり込み、不機嫌息子と2泊3日…😅💧


ホントに異常があるのかな…


あ~空気悪い。


と思いつつ、金曜日にモニターを外してもらった後は、一時帰宅しても良いとの事だったので、帰宅し、翌日16日は長男20歳の誕生日🎂


しみじみ…



発達障害、知的障害、いろんな事を乗り越えて、いろんな思いが蘇る。


と言っても、この時は次男が落ち着かない時期だったので(入院中なのでど真ん中)あっという間に二十歳のお祝いも終わってしまった。


日曜日、次男を病院へ送る。


不機嫌復活…



検査の結果を聞いたのは、その翌日の月曜日夕方、担当ドクターより、



「私(女性)も成長期の一環で、てんかんではないんじゃないかな~って思ってたんですけど、ありました。ざっと見た感じでは解らなかったんですが、2日目の朝方と2日目3日目の日付を跨った感じの時にほんの数時間の間に2回、この3日間で3回、寝てる間に発作が起きてます。」



寝てる間なので、起きてる時のような、バターンと倒れる訳ではなく、脳波を見なければわからないタイプの発作。


もしかしたら、それが原因で、質のいい睡眠が取れない為、朝もなかなか起きられないのかも。


という結論になった。


原因がわかったところで、本人に落ち着きが戻り、服薬が始まった。


初めは生活のサイクルに入っていない毎日の服薬が面倒で、いちいち言われるのも嫌だけど、言われなきゃ忘れる…怒る。


を、繰り返しているうちに、習慣化してきて、まる2ヶ月経った今は、ほぼ言わなくても自ら飲むようになり、また薬も合っているのか、倒れることも無くなった。


就寝時の発作については、検査してみないとわからないが、昼間倒れてないので、そこまで調べなくてもと言うのがドクターも私も思うところで、検査までは至っていない。



そして、結局職業訓練のパソコン教室は希望人数が大幅に膨らんだ為、抽選後、更に試験があり落選。


就活に勤しむ事にする。