やっと保険証が来て、それまで受診した病院に保険証を見せに行ったり、FAXを送ったりと一通りの事が終わる。
日に日に入居者が増え、2階のみの入居者(41部屋)が埋まりつつあり、いよいよ3階もプレオープンする事になる。
プレ…と言うのは、職員が専属で回れるだけ居ないため、今いる職員で回して見ていかなくてはならないため、職員と入居者の人数が、満たされると正式にオープンとするようだった。
回し方、今後の方針、大きい事、些細な事全てがオープンメンバーが仕切り、こちらの意見は軽く見られ、イライラが募る。
そんなある7月中旬。
私は癌センターの検診の帰り道。
計画作成者からLINEが入る。
「なんか大変なことになったよー」
私も兼任するため、その人について勉強しだして間もない頃だった。
なんだろう…
なんかミスした?
いや、そんな覚えはないな…
自宅のすぐ裏が職場なので、自宅に戻らずまっすぐ職場へ向かう。
その人の元へ行くと、管理者(この頃にははじめの管理者はケアマネになっており、私にはじめに夜勤を教えてくれた人が管理者になっていた)もおり、一枚の紙を見せてくれた。
中には、この建物だけでなく会社自体が破綻した事が書いてあった。
そして、既に受け入れ先も決まっているという内容だった。
その日の夜に、同市内の有料老人ホームとグループホームの職員もうちの職場に集つめられ、弁護士と、受け入れ先の担当社員から、説明があると聞かされた。
弁護士の話によると、8月いっぱいでここの経営者が代わり、9月から名前も新たになる。
職員は希望者はこのままここで働ける。
給与形態も変わらず、収入は減ることは無い。
介護士の人数把握を国に出さなくてはならないため、今後変わるかもしれないけど、今の自身の気持ち(辞めるか辞めないか)を、後で渡す書類に記名し、判を押してほしい。
とも言われた。
さて、ケアマネ取るまで辞めないと決めて気持ち入れたところで、この事態。
どうしたもんかと頭を抱えた。