火曜日。 | シャンパンバーが好き過ぎて…

シャンパンバーが好き過ぎて…

シャンパン、ワインが好きで、それに纏わるエピソードなどの記事を書いております。シャンパンバーが好き過ぎて、2015年に名古屋にお店を出しました。
ご飯が食べられる禁煙のシャンパン専門店です。
HPリニューアル。champagneloungekohaku.com

名古屋のシャンパンラウンジ琥珀です。

負けずに火曜も営業します。

 

周年は大盛況で頂き、申し分ない内容となりました。

その反面、普段お顔を見る方もお会いできる機会が激減しております。

コロナ禍は皆様への依存度も高く、周年前後の落ち込みは明らかな物があります。

毎日が、緩やかに様々なお客様によりお席が埋まる状況が理想的です。

まだまだ、暇な時間が圧倒的に多く、士気も下がりそうになることが多いです。

 

それでも、まだまだお店の維持へ全力を尽くしてます。

ニュースなどで頑張っている方を沢山見ます。

何だか、まだまだ頑張れる気がします。

コロナ禍による、バー業界の落ち込みは言葉にできないくらい悲惨です。

何とか挽回していきたいものです。

 

私はお客様とお話している時間が好きです。

料理を作ったり、シャンパンを選んだり…。

今は、今まで当たり前のことが様々な悪要素にちぎり取られています。

仕事を含めた日常は、当たり前に崩壊してます。

 

世界中の人々が、“今までの当たり前“を奪われて、とても悲しく思います。

コロナ禍や戦争やらで、様々なコストが上がったり、不可能になる物事が多すぎて悔しく思います。

イギリスでは牛乳の価格が5割は上がるそうです。世界中でインフレが起き、資材や原油なども高騰してます。人々が求めるような海外でのバケーションも難しくなっていますし、国を跨ぐビジネスもなかなか難しくなっております。

様々な食材や材料も値上がりし、シャンパンも高いです。

 

実に色々な事が激変してますが、何とか人々が生きていけるのは、そこにある愛を信じるからだと思います。

お客様の愛があるから店は維持できて、シャンパンへの愛があるから生産者たちも生活ができて、人々への愛があるから美味しい料理を作れます。

愛の真逆に有るものは欲です。

お腹が空いていても、愛すべき者へ肉を残せるものです。

身近な人々や物事を愛する気持ちがあり、あらゆる欲以上に他人の笑顔や未来を思える事ができれば、コロナも戦争もないような気もします。

あらゆる災害や疫病、戦争などは人々の心の未熟さに気づかせるためのメッセージのようにも思います。

 

私はヨーロッパの大聖堂が好きです。シャンパーニュ地方と言えば大聖堂と言えるくらい縁が深いものです。

ニュースなどで戦争を見ると大聖堂等も容赦なく壊されていくのだろうかと心配の気持ちや、残念な気持ちが沸き起こって仕方ないのです。

歴史ある文化財や無数の命が容易く奪われて、限りある資源は戦闘機やミサイルにかわる世の中はとても悲しい事です。

もっと、世界中で人々が幸せな気持ちで満たされながらシャンパンでも飲む時間が増えたら良いなと思います。

そもそも、シャンパンってそういう物だと思います。

 

ちなみにルイロデレールのクリスタルと言うシャンパンはかつてのロシアの皇帝に捧げられたシャンパンらしいです。

とても人気なシャンパンですが、なんと世の中は皮肉なのだろう。

 

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