名古屋のシャンパンラウンジ琥珀です。
本日は休業です。
明日もお休みをとります。
火曜から営業します。
火曜からは17時から20時の営業となります。
昨日の伏見はとても静かです。
お客様もまばらでした。
もう7年目の当店ですが、食べるものがないと思っているお客様が多いのはなぜでしょうか。
例えばスペインバルとか行ったら、ワインも飲むだろうし、何かを食べますよね?
なぜシャンパンの店だと、食べ物がないと思っている人が多いのでしょうか?
私からしたら、食べ物もシャンパンもあるのは当たり前です。認識の差でしょうか。
プライベートでも食事をしながらシャンパンを飲んで、ワインも飲みます。
安い居酒屋より、手をかけている料理も多いと思うのですが、なぜ、そういう所で食べてから、うちへ来て、食べ物メニューすら見ない人が多いのでしょうか?疑問でなりません。
キャビアがあったり、トリュフがあったり、ステーキや牡蠣やオマール海老や野菜やジビエや色々とあるので、自分が客ならありがたい店だと思うのですが…。残念ながら、安い天ぷら屋さんやおでん屋さんとかに行って満足している人達が多い名古屋の伏見です。
私は、名古屋の伏見を青山や六本木や銀座みたいにしたいと思うのですが、なかなか難しいようです。
シャンパンがある『食事時間』をより多くの皆様にお届けしたいと考えております。
そんな人達が少なすぎて、まだまだスタッフの増員などに値しません。
うちの店はレストランではなく、ダイニングバーです。それはテーブルの高さや、設備や、厨房換気機能や人員体制など理由はありますが、一番大きな理由は、うちにビールやワインを飲みに来て欲しいわけではなく、『シャンパン』を飲みに来て欲しいからです。
そして、シャンパンを飲んで食事をとって貰いたいという気持ちでやっています。
なので、バーではなくダイニングバーです。
屋号に『ラウンジ』という言葉を入れている理由は、ソファー席にも投資をしていて、空港ラウンジのような特別感を演出したいからです。
名古屋で長く商売をしてますが、お金を持っていても、美味しい物を知らないお客様が多々いらっしゃるのは事実で現実です。
世の中、美味しい料理や食材は無数にあります。
塩ひとつでも無数に種類はあります。お酢でも白ワインヴィネガー、赤ワインヴィネガー、バルサミコ酢、昆布酢などなどたくさんあります。
私は食べることが大好きで、特にヨーロッパや、東京ではとんでもない金額を投資してミュシュランの店や名店を食べて回りました。
その中でシャンパン+食事は私の中では当たり前になってます。
シャンパンとこういうつまみを合わせて提供したいというビジョンが泉のように溢れますが、現実にほど遠いこの現状に苦悩の日々です。
本当は乾き物などあまり置きたくないのですよ。
パスタでも本当はたくさん種類はあります。
今度、会社帰りにパスタとシャンパンとか合わせたら良いですよ。
ダイナーズやアメックスの高いカードの保有の方でフードやシャンパンのリストをしっかり見ない人を見ると、人生の楽しみって何だろうと考えてしまいます。
人それぞれ感性は違い、嗜好も思考も違う。
私は飲食店の人間なので、ゴルフのスコアの違いを気にする人生より、食材を気にする人生のが楽しいのではないかと思います。
うちのヘビーユーザーの方は、同感の方が多いのではないでしょうか。
コロナ禍で生きるとか命とかいつもより真剣に考えます。安酒や添加物などは健康に差をつけます。極端な話、一年後生きているかもわからないとしたらゴルフのスコアより最期の晩餐を考えるでしょう。
店の背景には、農薬や健康など色々と考えている生産者やスタッフや業者がたくさん居ます。
ひとつのワンディッシュ(1皿の料理)を見て、あなたはどこまで想像できますか?お酒も同様です。