究極のコルク不良のお話。 | シャンパンバーが好き過ぎて…

シャンパンバーが好き過ぎて…

シャンパン、ワインが好きで、それに纏わるエピソードなどの記事を書いております。シャンパンバーが好き過ぎて、2015年に名古屋にお店を出しました。
ご飯が食べられる禁煙のシャンパン専門店です。
HPリニューアル。champagneloungekohaku.com

名古屋のシャンパンラウンジ琥珀です。

相変わらず休業でご迷惑お掛けします。


昨日はプライベートでお値打ちなスペインのスパークリングワインがあったので開けようとしましたが、これがまた抜栓に超苦戦。

今まで仕事柄、数千もしくは数万本のシャンパンを開けてきましたが、開けるときの苦戦具合は人生初でした。

私の経験上、過去に大きく苦戦したのは十本もありません。

苦戦と後悔というか失敗例を今回は書きます。


まず、後悔例、

過去に大きく後悔した失敗例はズバリ手の流血。

抑える布を省略して、針金が途中で切れて手に刺さってしまったことがあります。

むちゃくちゃ痛いしグロテスクだから、気をつけてくださいね。


苦戦例、

その1、2018年頃にサロン1997年を開けたとき。

いつも通りの具合で途中までクルクはガスの力を借りて上がってきたが、途中でコルクの上部が瓶の先の方の内側で折れる。

その後、クルク下部をどうにか出さないと高級シャンパンが無駄になると焦り、家庭用ワインオープナーで丁寧に除去。クルクは液体に落ちずに無事完了。

格闘時間10分。


苦戦例、

その2、昨日の出来事。

まず、ガスで全く上がってこない。ガス自体ないパターンかとあきらめていました。

無理やり7割は抜きましたが、後が固すぎて開かない。

放置しておこうかとも思いましたが、知らぬ間に天井に穴が空いたりしたら嫌なので、根性で開けました。残り部分は家庭用ワインオープナーでしっかり穴をあけて、まずガスがあるかないか確認してから開けようとしました。

穴を空けても、ガスの音もしないし、コルクは少ししかないのに自然に浮いてこないから完全にダメだと思ったら、開けたらしっかり泡があり驚きました。

ここでの注意点は、泡は最後まであるものと仮定して処置をするべきだということです。

泡がないとすると油断します、暴発したり怪我する可能性もあります。とにかくあて布をして、大丈夫な場所でやることです。

お風呂場で30分格闘しました。

過去最大に苦戦しました。

その他は苦戦に入らないくらいのレベルでした。


皆様もくれぐれも家飲みのとき、気をつけてくださいね。

あと、知識ないときにラタフィアと泡物間違えてて、開かないなって時もありました。

失敗は経験になります。

管理の面でも失敗例などたくさんあります。