強く、生きたい。
常に目を通すコラム、
日経新聞裏面、
「私の履歴書」 。
このコラムは、
多くの方が読まれているでしょうね。
今月は、
映画監督・脚本家の
新藤 兼人 氏 。
私はこの方を知らなかったが、
この手記の独特の雰囲気、
日々惹きつけられて読んでいる。
本日第13回、
「久慈孝子の死」 。
とても強く、心に残った。
命は、限りあるもの。
その終わりは、
いつやってくるかは分からない。
どんなに誠実で、
どんなに明瞭であろうとも、
終わる命は、終わってしまう。。
愛する妻の、死。
どれほど、辛い事だろうか。。
その立場に立ってみないと、
絶対に分からないだろうな。。
金ピカの霊柩車がやって来て、
わたしの妻を連れ去った。
この一節、
どうしようもない悲しさ、辛さを感じた・・。
奥さんにとっても、
とても辛く、怖かったことだろう。
病気は悪くなっていき、
あまりに悪い体調に、
先を感じた事もあったんだろう。
薬も効かず、
痩せ細って、最期を迎えられた。
でも、
この方は、
とても強い方だ、、、と想った。
どんなに辛い時でも、
ご主人に心配をかけまいと
常に心配りをする強さ。
東京に帰らず、
御主人と一緒にいたい、
という一言。
看病では無く仕事を、と、、
信じたご主人の仕事を、夢を
最後まで立てた、強さ。
「私は良くなるから」
と、最後まで言葉にした、強さ。
死を前にして、
こんなにも明朗で、鮮明で、
自分を保ち続けられる、、、
自分ではなく相手の事を考えられる、、、
普通、できないだろうな、、、と。
もしそれが自分なら、
そう、いられるだろうか。。
最後に、
「お世話になりました。」
と言った、
奥さんの、強さ。
とても、
強いと想った。
本当の意味で、
強い人だと想った。
強く生きた方だ、、、と想った。
そう、ありたい。
強く、生きたい。
強く、生きていきたい。
新藤 兼人 氏の
私の履歴書も、
全て拝見させていただきます。