やはり愚かだろう 、、、 まちづくり三法 。。
06年 5月15日 日経新聞 社説
「 小売業は規制に頼らず知恵を絞れ」
大型商業施設の郊外出店を規制する
「まちづくり三法」改正案が
今月末にも参院を通過し成立する見通し。
衰退が進む駅前などの中心市街地を
活性化するのが狙いだとされる。
しかし、スーパー・専門店チェーンは
この上限を下回る中規模な店舗や
複合施設を大量出店していく方針。
規制という枠の中で誕生する施設が
消費者のニーズに応えられるのか。
中心市街地からの客の流出に
歯止めも掛からない。
今回の法改正は
消費者の声に充分耳を傾けた
形跡は、乏しい。
※上記、本文より抜粋
・・・とうとう成立。
本当に、、愚かだとしか想えない。。
以前の記事
■ 地方中心街の活性化に、必要なもの。
http://ameblo.jp/hiroblo/entry-10008833016.html
その後も、
幾度も紙面に登場する、この話題。
「法律にて床面積を規制」
↓
「その範囲内で出店検討する各店」
先日紙面にて
この構図を見たとき、、、
ため息しか漏れなかった。。。
各商業施設デベロッパーの選択は、
至極当然と感じる。。
まったくもって、
法規制の意味無し。
いや、弊害が大きいか。。
先日の記事にも書いているが、
私の地元の商店街が、
まさしくその空洞化のど真ん中。
親はそこで働いている。
どう考えても、
こんな法律で地方中心街が
再び賑わうはずは無い。
「中心街そのものの在り方を変える事」
それが必要なのは、自明の理。
郊外店を取り締まれば、
行き場を無くした消費者が
中心街に戻ってくる・・・なんて、、、
あまりに愚かだろう 。。
そんな、単細胞な 。。
本当に法改正担当者は、
机上で数式でも解いてる感覚なんだろう。
そんな事で、問題解決が出来る訳がない。
大体、
郊外を規制したら
ただそこにある消費を抑制するだけだろう。
どっちにしろ
魅力を失った市街地には
足は戻ってこない。
そして、郊外からも消費が衰える。
法改正が消費を沈静化しているだけの話。
本当に法改正担当者は、
一ヶ月でも一週間でも、
試しに現場で働けばいい。
現状が、よく分かるだろうから。。
ウチの地元にも、
本当に厳しい現状がある。。。
社説の中には、
他の街の成功事例が書かれている。
・古さを逆手に取り、武器にして復興。
・最新の店舗を招きいれ、新顧客層を開拓。
・古い店舗はリストラを断行し、店自体を入れ替え
実際に例に挙がっている通り、
「街の魅力そのもの」にメスを入れないと
復興の兆しは見えないだろう。
人が集うのは、
集うだけの魅力があるから。
惹かれる理由があるから。
それ無くして、賑わいは無い。
ただ、
どの街でも簡単に、、とはいかない。
地場産業を生かせていれば・・という
ただ単純な問題でも無い。
実際、地元では地場産業を
中心街の催し物に多用していたが、
足並みが戻ってくる気配は、、一向に無い。
また、
立ち退きを実施するにしても、
必ず痛みは伴われる。
そこに「住まう」人達は、
長く慣れ親しんだ場所から
出て行く、、という事。
本当に、難しい問題。
しかし、実際に克服して
復興していく街々がある。
その様な街の先駆例、
それこそ重要視していくべきだと感じる。
地場の特色があれば良い 、、、
という問題でも無いのは、
それが「商業地」であるから。
そこで生活する人は、
商売をしている。
お金を稼いでいる。
ご飯を食べている。
客足が遠のく、という事は、、
収入が、無くなる。
ご飯を食べる事ができなくなる。
すなわち、、そこで生きていけなくなる。
地場の特色を出すのは最良の手として、
それも手段の一つとし、目的はやはり
人並みある中心街、そこにおかなければ、と。
また社説内にもあるが、
中心街は、その街の顔。
中心が人で賑わうからこそ
その街にも魅力が備えられる。
中心街は、その街を表す
大切なファクターの一つ。
社説にもあったが、
インターネット消費も
一因を作り始めているのは理だと想う。
(私も、
元Eコマース企画営業担当・・・)
Eコマースが消費活動の変化を
起こしていくのは当然の一因と考えて、、、
ただ、街の活性化においては
街の在り方そのものに焦点を当てて
考える事を大切に想う。
ネット消費の台頭は、
さらにその上のレイヤーでの問題だと感じる。
法改正担当者には、
くだらない政策決定に
カネとヒトをつぎ込む前に
もう少し頭を捻って欲しい。
(この法の信憑性は、、
頭を捻る程では無いと想うのだが・・)
多くの空洞化に苦しむ地方中心街、
そして何より、、、
親が働く、地元中心街。
そこに昔ならがの、
多くの賑わいが戻って欲しい、、、
本当に、心から感じる今日この頃。。
個人的には、
変わり行く時代において
街の再構築は、、、やはり必要であろうと。。
地場の色を強く残しての復興であれ、
新しい時代の店舗群を招くのであれ、
あまりに古く、集客を見込めない店舗は
どうしてもリニューアル or 店舗入れ替えが
必要になってくるだろう、、、と。
そして、「下地」を作った上で
「人を惹く」要素が必要であろうと。
地元の特色、暖かさを守る老舗の「匂い」、
昭和街でヒットした備後高田市のような「ワクワク感」、
大型モールの様に、全てが揃う「充足感」、
流行発信地通りのような、「場のブランド力」、
様々な要素の中から
それぞれの中心街に適した方向性を決め、
そこにそれぞれの特色をプラスアルファして
構築に集中していく必要を感じる。
ただ、、実際にミクロに考えると、
やはり地元にて住まう人々の顔を想うと、、、
・・それでも断行した街が復活した例がある。
私の地元の中心街は
一年中、四六時中、そして当然今日も
本当に大半のシャッターが下ろされたまま ・・・・・