ユニコーンの日(下)[★★★★☆] | ひろの日記

ユニコーンの日(下)[★★★★☆]

引き続きUCガンダム第2巻
一度は権力・暴力に屈した少年が目の前で起きた事件をきっかけに再び立ち向かっていく。いつもどおりの展開ですね。しかも、なぞの組織の正体がついに判明。それとともにヒロインの招待もほぼ明らかに。いやー、まさかここであの人を持ってくるとは思いませんでした。やりたい放題ですねえ。それとともにバナージの正体も明らかになり、ガンダムも登場。ガンダムはシステム上、バナージしか動かすことができないという縛りも入ってここからの展開が楽しみです。
福井ガンダムではこれまでそんなにかかれていなかったところにスポットを当てています。まずは、U.C.0001。で、続いて、コロニーについて。遠心力での擬似重力の影響。コロニー内の大地にふれていない間は重力は働かないが、大地にふれた瞬間に重力にとらわれるとか、擬似太陽とか、コロニーの作り方とか。とても面白い。初期のガンダムが公開された時代だとそんなに科学的な考証はされていなかったわけで(それでも当時の作品の中では群を抜いて科学的だったけれども)その辺を当時の設定のまま説明をつけるというのは難しい上に楽しい作業ですね。いや、おもしろい。