親の特養請求が月に17万 日本は最低の下流国家


両親に離婚してもらうしかないのかも知れない――。東京都内の男性会社員(44)は、こんなことを真剣に考えている。 脳出血で半身マヒになった母(80)は最も重度な要介護5。4年待った末、東京23区内の特別養護老人ホームで2年前から暮らす。
その特養からの請求額が昨夏以降、はね上がった。食費や部屋代に介護保険の自己負担分なども含め、月約8万円から約17万円に倍増。両親の年金は月約28万円だが、実家の借地料は月8万円近く、一人暮らしをする父(75)の医療費や社会保険料の負担も重い。男性は毎月4万円の仕送りを始めたが、なお足りない。


「今の40代は結婚も出来ず、仕事もなく、自分の年金も貰えないのに親の介護と厚生年金の支払いで本当につらい。一番子供の多い時代なのになんの優遇もない」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160619-00000026-asahi-soci