「バブル世代といえば、現在は40代に達し、管理職を務め、高給を取っている者が多いが、 派遣に籍をおく40代の方々は、全く正反対の状況におかれている。 40代の彼らは、既に両親が定年退職しており、介護を必要としているケースも多い。まだ子供が成人を迎えていないケースも多い。

彼らは、わずか200万程度の年収で、その両親の介護費をまかない、子供の学費を支払っている。 彼らは私たち氷河期世代出身の非正社員よりも、はるかに過酷な状況におかれているのである。 失業する以前は、大手企業に勤め、しっかりとした社員教育を受けている人も多い。だが、彼らは既に40代という年齢の為に、全く正規雇用のチャンスを得られずにいる。
もっとも不幸で、もっとも活躍しているのが、40代の派遣社員だというのに、
彼らの救済処置が全く取られていないとは、どうした訳だろうか!
私たち氷河期世代を支援する為の団体や制度は数あれど、
40代以上の派遣社員を支援する団体も制度もどほれど少ない事か?

私たち氷河期世代は、たしかにスタートラインの時点で悲惨だった。
だが、非正規労働者の中では、一番困っているのは、40代の人々だ。
派遣労働者を救済する為の政策が取られつつあるが、
ならば、真っ先に彼らを救済して頂きたいものだ。
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