アメリカが日本の国民皆保険制度を破壊したいのは、それを破壊することによってアメリカの保険会社が儲かるからだ。
国民皆保険制度がなくなっても、日本人はどこかに保険を支払わなければならない。アメリカの保険会社はその受け皿になりたいと願っている。
しかし日本政府が国民皆保険制度を維持している限り、アメリカの保険会社はそこに割り込むことができない。だから、アメリカはずっと圧力をかけ続けて、これをなくそうとしているのである。TPPはそんな動きのひとつだがまさか長らく続いて来た国民皆保険制度が撤廃されるなど信じられないという人たちも多い。しかし、韓国がアメリカにしてやられた状況を見れば、そうも言っていられないかもしれない。

オバマ大統領は来日して首脳会談を開くが、いったい何をしに来るのか。もちろん、TPPを締結しろと日本に圧力をかけに来るのだ。
「アメリカが儲けるために、日本の国民皆保険制度が邪魔だ。早くTPPを締結して、これを撤廃しろ」というのが、アメリカの本音であり、目指す方向である。
今のアメリカの盲腸の手術で111万円というのは、将来の日本の姿でもあるのかもしれない。

TPPによって日本が根底から激変していくというのは、日本人はもっと危機感を持った方がいい。http://www.bllackz.com/2014/04/blog-post_23.html