「消費税増税と比例定数削減の強行に向けて「最強の布陣」とした野田首相の内閣改造(13日)を受け、大手メディアは14日、いっせいに増税支援の社説を掲載しました。消費税増税反対の国民多数の声を無視した“はじめに増税ありき”の横並び社説に、メディアの見識を厳しく問う声があがっています。
「読売」は「一体改革実現へ総力を挙げよ 自公は『消費税』から逃げるな」との見出しで大型社説を掲載。
「毎日」は、野田首相が自ら説明の先頭に立ち、「火の玉のような熱意をもって局面を打開しなければならない」と激励。
「朝日」は「(岡田氏が)改革の先頭に立てるかどうかが改造内閣の命運を左右する」と岡田氏の奮起をあおっています。
「日経」も「岡田副総理をテコに一体改革を進めよ」としています。異常なのは、どの世論調査でも消費税増税に「反対」が多数となる中で、これらのメディアが国民の声を一顧だにせず一方的に増税をあおる姿勢です。
しんぶん赤旗 2012年1月15日
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2012-01-15/2012011501_01_1.html

「消費税が上がっても大手新聞社は困らないカラクリがあります。大手新聞は「新聞購読料は消費税対象外」という主張をし、その主張に財務省はOKを出している様子です。財務省と大手マスコミはすでに蜜月状態」